記帳代行で気づいた大切なこと | 歌う税金教室  税理士冨永英里のオフィシャルブログ

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こんにちは、愛と絆を会社経営と人生に活かす税理士の冨永英里です。

残暑お見舞い申し上げます。


$税理士 冨永英里のブログ


こんなふうにノンビリするのもいいですね。。。

最近のわたしはこんなふうにノンビリする時間がないほど忙しいのですけれど。。。

というのも、セミナーのコンテンツ作りや

本の執筆にプラスして

最近新しく請け負った仕事の中に、

「記帳代行」が含まれているからなんです。



普段は記帳代行を請け負わないので、


本格的に、記帳代行の仕事を自分でするのは久しぶりです。


でもなんだか初心に還ったような気がして

一生懸命伝票を見ながら会計ソフトに入力しています(^_^メ)




そういえば・・・・

税理士事務所で修業をしていた頃、


「はやく記帳代行業務から抜け出したい!」

そう思っていました。

(記帳代行は頭を使うというよりは力仕事みたいな部分がありますので・・・

もっと頭脳を働かせる仕事をしたい!そう思っていたんですね・・・)


ところが。。。。

会社の記帳代行業務を行うことは

とてもよいことに気が付きました。

なぜならば、

会社の日常がよく見えてくるからです。

会社のお金の流れ

懇意にしている取引先の会社

社長の給料、従業員の給料

借入金の金額

あと、あまり関係ないですが、その月の月末が平日じゃなかったとか(笑)


プロは決算書をみると、

会社のイメージがわかる、

と以前にブログでも書きましたが。

が、

伝票を見ると、

会社の取引が何百円単位で見えてきます。


ということは、

記帳代行をすることにより会社の隅々まで見渡せるということなのです。

経営者としては一度は自社の記帳代行(自社の場合は記帳代行って言わないですね・・)

をしてみるべきだと思いました。


そんな「学び」を与えてくださった記帳代行の仕事に感謝です。

修業時代は、今よりもずっと多くの会社の記帳代行をしていました。

でも、記帳代行は単純でつまらない仕事ー、

そう思っていたわたしにはもっと大切なこと(会社経営)がみえていなかったんです。


そう、

経営者目線で物事(記帳代行)をとらえる力量がなかったんですね。


同じものを見ても、同じことを体験しても

その裏に潜んでいる

本質に

「気がつくとき」と「気がつかないとき」があります。



その違いは

自分が体験してきた軌跡によることが多いかなというのが持論です。

そう言われてみると、

当たり前のことや

単純なことにこそ

大切なメッセージが込められているような気がしてなりません。


わたしは記帳代行という作業を通じて

そんな大切なメッセージに気付かされたような気がします。

そう思うと仕事と人生の履歴が人並み以上にある(笑)というのもいいものです。


以上、残暑厳しい中、最後までお読みいただきありがとうございました。

冨永英里