今日はセミナーのアンケートについてのわたしの持論です。
※これは先日の私のセミナーでのアンケートの中でとても嬉しかったコメントのついたアンケートです。このようなアンケートをいただくと感激します(^^)/~~~

わたしはセミナーの講師もしますが、逆に受講生となることも多いです。
そのため、アンケートを見る側、書く側どちらの気持ちもよくわかります。
ということで、今回は、アンケートを読んだ側の気持ちを汲みながら
アンケートを書く側が大切にしておいたほうがよい点についての主張です。
まずは、わたしが参加してすごくよかったなあと思う場合。
そのときは、個別のメッセージを残しています。
なぜなら
言葉は言霊。
「すごくよかった」「よかった」の欄に○をつけるのもよいですが、
わたしの真摯な気持ちが相手にダイレクトに伝わるように、心をこめて書くのです。
一方・・・
もう少し改善点が見られるセミナーだった場合、
わたしの行動は二つです。
ひとつは、「よかった」に○をつけて個別のメッセージは残さない。
もうひとつは・・・・
「よかった」に○をつけて個別のメッセージを残す。
前者は、講師の方があまり他人の意見に耳を貸さないタイプの場合です。
2時間ほど講師の方と時間を共有しているので、わかります、どんなタイプの人かは。
きっと今後会うことはないと思って余計なメッセージは書きません(笑)。
これに対して後者は、人の意見を素直に受け止めることのできる柔軟性のあるタイプの場合です。
でもそのときにも気をつけている点がこれまた二つあります。
(今日はどんどん二つに分かれていくので、図解したほうがいいですね・・・)
そもそもセミナーで初対面で講師と受講生が出会うわけですからそこに信頼関係はありません。
信頼関係のないところに辛口コメントを記載するのはとても危険なことです。
それを踏まえて次の2つに気をつけます。
ひとつは、かならず、よかった点と改善したい点の両方を書くことです。
人間は、100%ダメなことはありません。
どんな未熟な段階でも必ずいいところがあります。
もうひとつは、「愛」を込めて書くことです。
もしも自分が指摘しなければ、その人は努力を怠りそのままでいることになります。
それよりは指摘した点を改善していけばその人はもっと素晴らしくなるはずです。
まさに「愛のムチ」となります。
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という気持ちで多分書いたのだろうと思って、わたしは自分に寄せられたアンケートを読んでいます。
みなさん、とても優しいコメントが多いです。
でもたまには改善点などをズバっと述べてあるコメントもあります。
そんなときは何日かへこみます(笑)。
また、同じ事について
「それはもっと時間をとってほしかった」というコメントと
「それはもっと省略してもよかった」という
真逆の意見などもあります。
今後の改善策としてはどっちにしたらよいのか迷うところではありますが・・・・
そんなときはこう思うようにしています。
セミナーは毎回がNGなしの生放送です。
その日の会場の空気を読みながら臨機応変に進めていくのが
プロの極意なのだと思います。
これからも修行の旅は続くのでした・・・
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
冨永英里