父からもらった「愛と絆の相続」 | 歌う税金教室  税理士冨永英里のオフィシャルブログ

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こんにちは!愛と絆を会社経営と人生に活かす税理士の冨永英里です。



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週末父の一周忌のため実家の盛岡に帰省していました。

先週の金曜日の夜9時過ぎに実家に到着!

到着するなり、

仏壇の前で母が

「パパ、えりちゃんが帰ってきたよ~」

って、話しかけるもんだから、

いきなり泣いてしまいました~。

日頃、急がしくてあまり父のことを考えないようにしてきましたが、

やはりわたしは父が大好きだったんですね。。。

そして7日、

一周忌法要の当日、

墓前の前でちょっとしたサプライズが起こったのです。

父の同級生の中に応援団長がいました。

その方が

集まってくださった他の同級生たちに


「さあ、みんな!

金ちゃん(父の愛称)のために

校歌と応援歌歌うぞ~」



流れてきたのは

父の母校「一関一高」の校歌です。



岩手磐井の一関
名も高崎の城の跡
新たに結構荘厳の
一宇の校舎成るをつげ
中学校と生まれしは
明治三十有一年
(校歌1番より)




実は何を隠そう、

わたしの母校も

一関一高、

そう

私は父の後輩にあたるんです。

懐かしいな~、

そうだわたしも一緒に歌おう!

そう思いました・・・

でもどうしても歌えませんでした。。

涙を流している姿を見られたくないと思い、お墓に背を向けてしまいました。


続いて野球部の応援歌・・・
(父のいた時代には古豪として甲子園にも出場したことがあるため応援歌といったら野球部の応援歌のことだそうです)


校歌と野球部の応援歌のあと、元応援団長が

空に向かって

「フレー、フレー、金ちゃん~!」


わたしはこらえきれずに、お墓からどんどん離れていきました。。


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父は学生時代、文学青年でした。

ペンネームを持ち、

よく詩や小説などを書いていたそうです。

そのため

若い頃は

地元の新聞社で

新聞記者をやっていたとか・・・

でも当時は新聞記者の給料が安く、自分の母や家族のために

新聞記者を辞めて公務員になったと母から聞きました。


わたしは税理士という仕事柄

「相続」の相談に載ることがよくあります。

以前は、税理士の枠にとらわれて、

お金の計算ばかりしていました。

でも。。。

相続は、お金の相続だけではないんです。

ある意味、お金以上に大切なものは

「愛の相続」


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相続は「愛」を通じて

親子の繋がりを再確認するー

それが本当の意味での相続だと思っています。

そんな気持ちで週末は父の墓前と向き合ってきました。

わたしが父からもらった「愛の相続」って何だろう?

わたしなりに考えた愛の相続は2つです。

ひとつは

他人に対するつつみこむような愛情。

ちょっと自慢ですが(笑)、

これは最近人によく言われます。

「英里ちゃん(冨永先生)は本当に、愛にあふれている~」と。

わたしとしてはとくにそう意識していないのですが、

たくさんの人にそう言われるので、きっと「愛があふれている」んでしょう(*^_^*)

これからももっと「愛あふれる」人間でありたいな!

そう思って人生の修行の旅を続けます。


もうひとつは

言葉(本や原稿、講演)を持って多くの人へメッセージを送ること

相手へ自分の気持ちを伝える方法ー

音楽とか、写真・絵・ダンスなどいろいろとあると思います。

が、父は主に

詩や小説、絵によって

自分を表現していました。

残念ながらわたしは「絵」は大の苦手です。

が、その分、出版や講演という手段で

わたしは多くの人々へメッセージを送るチャンスに恵まれています。

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これからもわたしは全国を回って講演活動を。

本を出してわたしを知らない人へもメッセージを伝えていきたいと思います。


お父さん、これからもわたしはお父さんが誇りです。

お父さんからいただいた愛の相続を胸に抱いて

世の中の人が笑顔で毎日を過ごしていけるよう

わたしなりに精一杯生きていきたいと思います。

命をありがとうございます。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

冨永英里