こんにちは!愛と絆を会社経営に活かす税理士の冨永英里です。
最近、貸借対照表(バランス・シート)をみていて、思うことがあります。
貸借対照表にある負債・・・
あ、ちなみに会社の貸借対照表とはこんな感じのものです。
ウィキペディア参照してください。
負債は
純資産の部を自己資本と呼ぶことに対比して
「他人資本」と言われています。
お金を調達してきた原因が
自分だったら自己資本。
他人だったら他人資本です。
会社の経営分析をするとき
安全性の見地からいうと、
他人資本が多すぎるのは
いい評価ではありません。
でも・・・・
こんなふうに考えてみるとどうでしょう?
他人資本とは
他人が
あなたの会社を評価してくれている証拠!
すなわち、あなたを
信じているからこそ
支援してくれているわけです。
もしもあなたのことを信じていてくれなければ、
銀行はあなたにお金を貸してくれることはないでしょう。
取引先だって商品を仕入れるときもお金はあとでいいよなんてことも言いません。
そう思うと、
バランス・シートの負債には
「頑張れ!」
というエールが込められているんです。
ありがたいことですね。
まさに
借金の財産のうち・・・
みたいな世間のことばも、頷けるわけです。
無借金経営も悪くはないけれど、
会社も自分自身の力だけでなく
周囲の支援があることによって
より多くのパワーを出せるのです!
まるで
人生と一緒ですね(^^)/~~~
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
冨永英里