今日は雨が降っていました。
雨が降るととたんにセンチメンタルになったというわけではありませんが、
ここ何週間かずっと思っていることをちょっと書きたいと思います。
Facebookやブログなどのソーシャルメディアなどを通じて、
今、新しい出逢いがどんどん加速していますが、
そんなとき、人は何を思っているのでしょう?
きっと胸がときめいて
「新しい人」
「新しいモノ」
「さらなる新しい出逢い」
に関心が150%いっていることでしょう。
スピードは大事です。
会社経営の場合は、スピードがないために
売れる商品が売れない、
資金繰りが悪くなるー、
そんなことで会社が倒産せざるをえなくなったら大変です。
でも、そんなスピード感を要する時代に
わたしは敢えて逆説的なメッセージを送りたいと思います。
お願いです。
ちょっとでもいいから、立ち止まって「下を」「後ろ」をみてみてください。
古くからの友人や仕事は大切にしていますか?
小さくて地味なものを取りこぼしてはいませんか?
今までの、そして今のあなたを支えているのは誰しょう?
それは過去の出逢いや小さな優しさ、いたわりの心ではありませんでしたか?
今、駆け足で飛ぶ鳥落とす勢いでダッシュしている経営者こそ、
本当に大切にしなければならないものを見失っていないかどうか見つめ直してください。
私がどうしてこんなことを言うかといえば。。。
それは過去に自分自身がそうだったから。
新しい出逢い、新しいビジネスにばかり気を取られていて、
古くからの友人たち、古くからのクライアントさんとのコミュニケーションが
少し足りなくなっていました。
たった数ヶ月前の出逢いすら次々に新しい出逢いの前に色あせていくことに
もうひとりの心の中のわたしが、非常ベルを鳴らしたことで
やっと気がついたんです。
このメッセージ、もしかしたら本当に届けたい経営者の方には届かないかもしれません。
仮に読んだとしても、忙しすぎて、
わたしの想いが伝わらないかもしれません。
でも。。。
ひとりでも多くの人がこの投稿を読んでくださり、
共感していただけたらそれでいいんじゃないかと・・・・
いつか本当に忙しくて心をなくしている人にも伝わったらいいな。
今、切にそれを願ってやみません。
以上、最後までお読みいただきありがとうござました!
