こんにちは。よしです。
さて。
子どもを送りに行くと見かける光景。
登園渋り。
タイトルではこの登園渋りの子への対処法と書きましたが。
これはお母さんのマインドで変わると保育士時代の経験と実際に子育てをしていて実感しています。
ずっと泣いていないかな?
泣かないで行って欲しいな。
早く慣れてくれたらいいのに。
他の子は楽しそうに行くのになんで?
モヤモヤと焦りと心配と。
複雑ですよね。
お母さんと離れ難い心理を発達心理学では
母子分離不安と呼びます。
これは愛情不足で離れられない訳でもお子さんが甘えている訳でも決してないです。
お母さんを安心安全の絶対領域だとわかっているから、飛び立てないだけで、しっかり愛着関係が築かれている証です^_^
ただ、心構えにちょっと時間が要るだけ。
例えば、バンジージャンプ。
「わー、楽しそう」とサッと挑戦できてしまう人もいれば
「いやいやいやいや、ムリムリムリムリ💦」
となる人もいる。
ムリムリと言う人に無理やり行かせようとしても離れていく訳がありません。
例えば、北風と太陽のお話。
北風が若者のコートを脱がそうと必死になっても逆効果、一方太陽が照らすと暑くて脱ぐ、という。
当事者以外の人ができることはその気になるのを待つこと。
なんです。
第一は、
楽しく行ける日が必ず来ると信じて待つ。
です。
でも実際問題、幼稚園保育園へは行かなくてはいけないし、お仕事をしているお母さんは時間が迫っていますね。
第二は、
幼稚園保育園へ入ったら先生を信頼してサッと預ける
です。
サッと。(←こことっても重要です)
園内へ入ったら先生たちのフィールドくらいの勢いで。
先生にパスするくらいの感じで。
先生側の話をしますと
当たり前ですが、泣いてても全然気にしてません
あ〜、今年度始まったなぁという風物詩くらいの感じでどーんと来いと思ってます。
だって初めての場所だし。または久しぶりだし。
泣いちゃうよね。
でも少しでも楽しく過ごしてくれたらいいな。
と、私が現役の頃はそんな気持ちで接していました。
先生たちは経験から分かっているから。
いずれ慣れる、そうしたら笑顔で登園して楽しく過ごしてくれるから。と
だから、すみません、今日も泣いてて。。
なんて思わずに潔く「お願いしますっ!」と預けちゃうのが🙆♀️です。
そして第三は
離れている間はあれこれ考えない
です。
幼児期くらいまではまだお母さんと子どもって見えないへその緒で繋がってるよなぁ、、と思うくらい感情がリンクしているんですよ。
だからお母さんがソワソワしていると子どももリンクしちゃいます。
ま、私も初めて預けた時は頭では分かっていてもこっちが母子分離不安だわ、という感じで子どもが側にいないことにソワソワしていましたけど😅
それはきっと動物としての本能なんでしょうね。
我が子がまだ未熟な時は、側にいないと落ち着かない、という。
本当に最初の頃だけでしたが。笑
なのでね、子どもにあれこれ試行錯誤するよりは大人がマインドチェンジしたほうが楽だし結果スムーズに行きますよ
集団生活の経験があるうちの子はもう親の方なんて全然振り向きもしませんから
下のお子さんがいる方はぜひ下のお子さんとの時間を濃密に💕
そしてお家から帰ってきたらぜひこちらを。
逆に登園を渋らずにバイバイできる子は愛着不足なのかというとそうではないです。
バンジージャンプの例えのように、すぐに行ってきまーす♪とできる子なんですね
もうこれは個性。
大人も、そうですよね^_^
登園させるだけでもう1日の体力使い果たした感じになるかもしれませんが、子どもにとっては初めての大冒険。
ゆっくり見守っていきましょう
では、また✨