赤い眼鏡ポーチとバニラ | 羊毛フェルトで紡ぐ不思議へんてこなものがたり♠︎アトリエ.バニラ

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バニラのつくる、
不思議とヘンテコな世界。
羊毛フェルトや刺繍。
アンティークな素材でつくる、猫や動物、いろんなもの。
其々に
ひとつひとつの、
ものがたり。

毎日、とぶように過ぎる。

ありきたりの言い回しだが

そんな日々。


ブログもたまには

書こう書こうと思うのに

ご無沙汰ばかりだ。



この前の記事で少し触れたが

一人暮らしになってしまった

叔祖母のことで、

いろいろ動き回っている。


今までも、父の病気のことや

股関節の悪い母、

うちの祖母(97)が調子を崩したとか

色々やることが多かったのだが


そこに叔祖母のことも加わった。


一息ついていても、どこか

心の中に居座るものがある。


電話の鳴るたびドキンとする。


今のところは

「要介護度は低い」と

言うことにはなるらしいが

アルツハイマーの初期という診断もあり

薬のことや食事のこと、

介護士の方、デイサービス等

出来うることを駆使してもなお


これも、あれも

こちらがやることもかなり多くて

うちの両親もバニラも

疲れ果てていた。


これから施設入居のことも

考えているが

叔祖母の心の内や

空き具合・金銭面と…


こんなにも難しいことなのか…

と痛感している。


地震とか、争いとか

哀しみや憤りや恐ろしさが溢れていて


心がざわざわと落ち着かない。



先日は

お誘い頂いていた企画展に

バニラもブローチ搬入したりしつつ。


そんな、日々。


最近のバニラのこと





こんな中でも、

パァっとした気持ちになれること。




ほら、ね。

空間までパァっとした気がするの。




以前にオーダーしていた

 裂織りmowさんの、眼鏡ポーチ♥️



この赤は

見つけた時に「この赤だ!」

そう思った。


わたしの好きな赤。


「メガネポーチ」なら…と

思い描いた「赤」を探してた。




ひと目でコレに決まった。

(織地がもう無いかもしれない、

とか考えもせず…)




中の生地にも

いくつかイメージがあったけれど


この赤を堪能したいなあと

思ったので

それを辿って、きめた。







バニラのメガネは細いタイプ。

だから

このポーチの横長はぴったりだ。


色んなカタチの、

もっと洒落てる

フレームもかけてみたい…のだが


囲みフレームだと、下側のフレームを

目で追うらしく

いつまでも頭がふわふわして

乗り物酔いのように気分が悪い。

「そういう人もいる」と

店員さんに言われたので

これはもう、仕方がない。


メガネの云々も気にならない程、

このポーチの赤は、きれいだ。




バッグの持ち手に引っ掛けて使えると

便利だと思ったのと、

簡単に取り外せること。


手持ちのピンがちょうどよくて

それを使いたかったので、

革の「耳」のみ、付けてもらった。




鮮やかで

かわいくて


パッとする「赤」は


うちのなかに、スッと馴染んでいる。


バニラの目にも、心のなかにも

スウっと、入ってくる。




好きな色が、そばにあるって

いいなと思う。