本編の衝撃 | 羊毛フェルトで紡ぐ不思議へんてこなものがたり♠︎アトリエ.バニラ

羊毛フェルトで紡ぐ不思議へんてこなものがたり♠︎アトリエ.バニラ

バニラのつくる、
不思議とヘンテコな世界。
羊毛フェルトや刺繍。
アンティークな素材でつくる、猫や動物、いろんなもの。
其々に
ひとつひとつの、
ものがたり。

いつかのつづき。

前回記事でも書いたのだが(しつこい)

色々不調がダラダラ続き、
(特に、眼球)





その後ーー。



そんな中でも
観たいんだよなー、
観たいんだよなー……
と思いながら

せっせと「キノコ」を
せねばならず。
(決して悪いことではありません)



あ、今日なら少し
調子いいんじゃ…
いけるんじゃ……という日に

(満を辞して)
ようやく観ました
「LUGINSKY」


それから、何日か経っただろうか。


わたしってば
こんなに不調なのにも関わらず
どうしても夜型が抜けず。

変な時間にムックリ、起きる。

泥棒の活動開始?
時間帯に
(泥棒のようにひっそりと)

なんで、いま。という時間帯にだ。
初めてhaienaさんに話しかけてみた。

きっと、寝ていてくれている筈だから
大丈夫だ。(ナニガ?)
こんな時間に
ブログを見るはずないよね。
と、自身に
暗示をかけて安心させておいた。

初めて話しかけるのに、
そっちから行ってしまった為
直後から狼狽えてしまい



インコさんにも
「観た」という事実と
簡素なコトバのみ書き殴る。

インコさんがその時、
起きててくれたこと。
気づかぬまま。


投げつけるだけ投げつけておいて
いつものように腹痛になり
トイレから戻って
そのうち眠るという暴挙。
(インコさん、ほんとごめん…)

ほんとにね、なんてやつ…




そんでもって。

LUGINSKYね。

なーんも、気の利いたモンクが
出てこない。
今のこの頭の状態では

なんて言ってよいかわからない。

「まとめ」られなかった。

1度観の時点、まだ感覚のみ。


うーむ。
元々、そんな
「まとめ」られるようなもんじゃ
ないんだろう。

考えると、また目が回る。

わたしには見つけられない、色彩。


映画のシーンの一部分だけが
コラージュ風
になったものはあるけど。
知らないセカイだ。



ひとつひとつのアートの上に

心地よく響く声と、
しばしば暴言と。

バニラはそんな「ケ」ないと
思うのに。
(知らんけど)
魔性。


ユーモラスと
馬鹿馬鹿しさと。(鹿男だし)
ええ。
主人公が、鹿男なのです。


快楽、欲望。
抑揚のないかんじが
虚しいのだ、という
透けてみえるもの。


転がりおちてく。


救いのない、ものがたり。
それなのに愛らしい。
愚痴愚痴いってる。


どこか、それと相反する
隠れたキモチが
あいつにはあるんじゃないか、とか

勝手に想像する。

本当のことは誰にも言わない。
みたいな。







途中、ぐるぐるして来そうに
なったので
しばし目を閉じていた。

見逃したくないのに
残念だと思う。
でも、声も良かった。

haienaさんの声だったのね…

はちみつバードで前に1度
曲、歌声聞いて
あの時
すきだなあと思った。
ブログでのちょっと投げやりな
独特の語り口もすきだ。

めちゃくちゃに
笑ってしまうことがある。


LUGINSKYの台詞の言い回しも。
暴言、なのに。

ジャンさんの
溢れかえる色、色、のコラージュ。

(MVのハナシが面白すぎて
忘れられない。)

みんな
なんてめちゃくちゃなんだろう。

なんて素敵なんだろう。









キノコをつくる時に出会った
奇妙なものがたり。

時々不安に駆られるような。


あたまがチカチカする。

現実では
目がぼやける。
何度も観るのは、今はちょっと
無理なんだろう。
それが
なんとも、なんとも残念だ。


そして、
あとほんの
少しの間しか観られないのだ。
(なんでだよーー)

だからね。
あと少しを、逃さずに。

予告の衝撃から本編へ。
まあ、いっぺん(と言わず、何遍も)

観てみると
いいんじゃないでしょうか。

※注)
バニラの感覚と違っても
苦情は受け付けませんが。



余談♤♧♤♤♤♧♤♤♤♧♤♤

その日はうちのシュジンが
たまたま休みで。
車を買い換えたいらしく、
思案しているようなので

横でひとり、LUGINSKY。
チラッとこちらを覗いてきても

基本、彼は無言だ。
シュールな見慣れぬ映像に
「なに?それ…」ぐらいは
言ったかもしれない。
うちの家の中は茶が多めで
目には優しい。
(そして彼は
普段からアートとは無縁だ)

おおよそ、彼の中では
「映画」を観ているとは
思っていなかったであろう。
そのうち、突然

何やら
怪しげなものを(失礼)観ながら
いきなり笑い出した妻を
訝しげに一瞥していた。

時々
目がぐるぐるしないように
瞑っているので
「どうしたん」と聞いてきた。

「映画を観ている」と返事した。
いつものワタシも
彼にとってみれば
よくわからない事ばかりしている為

もう慣れっこなのだが

この時のワタシは
いつにも増して
あやしさ全開だっただろう。

♧♤♧♤♤♤♧♤♤♤♧♤♤♤







後日談。

シックなキノコが途中まで
進んでいたのだが


気がついたら
変わっていた。



「繕い茸」〔ダーニング・マッシュ〕

破れ羊毛の、薄膜のキノコ(途中)
おかしな、刺繍の。

こっからどうなるんだろう。
(無事キノコになりました)




シックなキノコが
いつの間にやらこうなった。
ワタシはきっと、アレを飲んだのだ。




haienaさんとジャンさん。

アステカさんとインコさん。


前にも言ったけど
バニラは映画、映像のこと
殆ど何にも知りません。


「映画すき」と思われる
知人のひとりに出会ったので
初めてその人に
自分から勧めてみました。


「〜〜すき」と公言している方に
無知な自分の「おすすめ」とか

中々言えないんですよね…
小心者だから。


バニラは昔、その人に

「1番、印象深い映画は?」って
唐突に聞かれて

直ぐには思いつかず。



今度は
「思い出せない」ってことは
ないと思います。

LUGINSKY。






では。