お気に入りフォト繋がりから
お邪魔したブログにて。
嬉しいお知らせを見つけて、
「わーー!きゃー!」

よくぞ、記事にして下さいました。☞★
自分の「好き」や「興味」など、
まだ出会えていないものが
沢山あって…。
アンテナって、常に張っていられたら
それが1番いいのだけれど。
接続が悪かったりして、
キャッチできなかったり。
予定通りに体がついていかないとか。
遠すぎて時間が取れなかったりと。
最近、そんな事が多いような。
今夏秋田で開催されたらしい
「エロール・ル・カイン」展も
後から知って、あーー……。
(ちょっと遠すぎて、無理だったかもだけど)
なので。
すごく近くはないけど、
ここなら、行けるーー!と
ワクワクのままに、行ってきました。
島根県立石見美術館(グラントワ内)
『エドワード・ゴーリーの
優雅な秘密』展。
その日は週末。
午前中は2人してバタバタと諸用で。
[年内に行くのは、やっぱり無理かもなぁ…]と、ボンヤリ考えていたところ
昼近くになって、主人が
パソコンから何やらカタカタ、印刷。
「これ、当日300円割引出来るらしいよ」
そのプリントを持って
いそいそと出かけて行きました。
運が良いのか悪いのか、
ワタシの首は寝違えており…
運転は主人。ごめんね、ほんとに。
時間が無いのでノンストップ
2時間ちょい。おいおい…。

展示スペースへの途中入り口、すぐに
何故かあのカボチャが。
「あっ!うろんが覗いてる…」
白い壁に現れたモノクローム。
この「黒い不思議な生き物」は
「うろん」
ゴーリーの絵本「うろんな客」に
出てくる、怪しい生き物です。
家族の朝の食卓にも彼は居て、
食べ物を平らげた後の
お皿まで、齧っているペン画がありました。
ワタシは
エドワード・ゴーリーのことを
そんなに詳しくは知らなかったのですが、
以前、たまたま何処かで見た
素晴らしいペン画の幾つかに
あっという間に惹かれてしまいました。
それが
『毛皮のコートにスニーカーの人』や
『うろんな客』でした。
あの毛皮の髭の男性は
絵本の中の「ゴーリー」自身。
「絵本作家」というカテゴリだけに
全くもって収まらない人。
「絵本」というにはたしかに
あまりに残酷だけれど、
決してそれだけでない、不思議な魅力。
他人からの作品への「解釈」には
さして答えず。
カテゴライズを嫌い。
ゴーリー自身の作品で「好きなもの」は?
との問いには「題のない本」と
答えたそう。
"意味のはっきりしていないものの
ほうがいい"のだとか。
まさに『優雅な秘密」だ…🌟
ワタシはゆっくり、じーーっと。
不思議なコトバとモノクロの世界に。
シュジンとは別に回っていたので
後から感想を聞くと。
「うーーん、よくわからないけど
あんなおじさんが
あんなに緻密な、不思議な綺麗な絵を
じーーっと描いていたんだね。
観て良かったよ。」
と、言っていました。笑
彼は普段から
美術展などに、さほど興味はないのですが…
ワタシが行くものに、たまに
付き合ってくれたりして。
悪いなあ、と思って、前にそんな話をした時に
「知らないけど、行ってみたら面白いこともあるし」
そう言ってくれるので。
ワタシたちは全然違うように思えて、
こんなところは似ています。
まさに、思うことは人それぞれに。
この、不思議で不条理な
素晴らしくも、どこか不安にさせる。
そんな
「エドワード・ゴーリー」の世界📕
島根県立石見美術館では
2017.12.2(土)〜2018.2.5(月)までです。
そういえば、購入した本の中に
プリントが入っていて、
【巡回会場】とあったので
何気なくみたら
まだ(予定)とはなっていましたが、
2018年7月中旬〜9月初旬に
八王子市夢美術館も記載がありました。
関東方面の方も、観られるといいな…🌟
ここから追記です……

Instagramで素敵な写真があって
了解を得ましたので、ココにも。
あなたも、ゴーリーの世界の住人に…。
あぁ、なんて素敵な遊び方。
『ワタシもこれ、やってみれば良かったぁ!』
と、心底思ったのでした……。
うろんが彷徨くマステ。ふふふ。
入り口にて
ポケットティッシュ、頂いて帰りました🌟
車窓の雨に歪む景色。
雨の日の、そんな一日です。















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そっと覗いて下さった方々に
ありがとうを、バニラより
🍨

