今日はデリー観光。
の前に、危うく騙されそうになった話。
長いけど、写真は一切ありません。
まずは、メトロの駅に歩いて向かう。
オートリキシャおじさん①
「どこに行くの?」
私「メトロに乗るからリキシャには乗らない」
おじさん①「安くするからメトロじゃなくてリキシャに乗れ」「街の真ん中まで、20ルピーで行ってやる」「地図見せて」etc。
かなりしつこい。
インドに来たばっかり感が出てるかなー?
私「NO、NO」、断ってたら、諦めて帰って行った。と思ったら、また前からリキシャおじさん①地図を持って歩いて現る。
私「NO!!」
おじさん①誰かと電話。
そこへのリキシャおじさん②。
横断歩道渡って反対側に行こうとすると、リキシャ乗り捨てて、ついてくる。しつこい。ちなみに乗り捨てたリキシャはおじさん①が乗って行った。(ここで怪しいと気付くべきだった)
私「わたしらはメトロに乗りたいから!!」
おじさん②「じゃー、メトロの駅まで送ってあげる」
って、駅に着いたらおじさん②は電話しながら、あっさり退散していった。
メトロのプラスチック製専用コインも買えて、ホームで一安心してたら、おじさん③登場。
おじさん③「リキシャには、乗らない方がいいよ。はじめは20ルピーって言って、降りる時、20ドルって言うから」と日本語で話しかけてきた。
聞けば、河原町のインド料理屋さんでコックとして働いていて、今は休暇でインドに帰ってきている。奥さんと子供は豊中に住んでいる。今日は銀行にお金を下ろしにいく。とかなんとか。
日本で働いているというので、少し気を許してしまった。
その後、
おじさん③「政府観光局に行ったらチーズがもらえる。観光バスに乗って観光名所回れるよ。」
私たち「ありがとう」
で、別れようと思ったら、降りる駅でついてくる。
おじさん③「政府観光局へ案内してやる」
政府観光局!!悪徳旅行会社に連れていく口実ってガイドブックに載ってた!!
おじさん③の後を歩きながら、智恵ちゃんに「私40%ぐらい怪しいと思う」って言ったら、智恵ちゃんは「えー、私、200%信じてます。」っていう。
連れて行かれた先は、明らかに政府とは無関係の怪しい建物。中から出てきた人は、すんごい怪しい感じ。
これは完全にクロです。(≧∇≦)
その建物から出てきたアジア人カップルが車に乗り込むのを見て、
おじさん③「彼らも車で観光名所を、回るんだよ」
私「ここは、政府観光局じゃない!」
おじさん③「じゃー、なぜ彼らは車に乗るんだ?」
私「それは見事に騙されたんでしょう!!」
智恵ちゃんが地図出して見てみたら、地図に、乗ってる政府観光局と場所が全然違う。
智恵ちゃん「場所、地図とちゃうやん!!」
おじさん③は、急に踵を返して去って行った。
これは、おじさん3人の素晴らしい連携プレーのお話。全部繋がってたんや。
あのまま、建物の中に入っていたら、ガイドブックにあったように、カシミール地方の高額ツアーを組まされ、お金を全部取られてたんやろーな。
あー、よかった。