こんにちはー

夏休み始まってすぐ部活の夏合宿が始まって、ヘトヘトな毎日でした。
とにかく日焼けが凄いことに…😅

あと少しでまた東医体の合宿が始まるので、それに向けてまた色々準備しなきゃな〜


今日は医学部生らしく、医学部勉強会に参加してきたので、そこで思ったことを記事に残しておこうと思います。


1年なので、教養しか勉強してないということで、上の学年の先輩方に色々教えてもらいながら、救急で働いていらっしゃる先生のプレゼンで勉強してきました。

プレゼンでは、様々なケースを元に病気を当てることから始め、病気を決める際の着眼点などを聞きました。

患者さんの症状を聞いてから、グループに分かれ病気を決定していく、ドクターGの形式でやりました。

一緒のグループの医学部4-6年生の人がポンポンと考えられる病気を挙げていく姿を見て、自分もそうなりたいなぁと思いました。

診断は、クモ膜下出血や大動脈解離など臨床ではよくある(らしい)病気でしたが、
患者さんから正しい情報を得るために医師は様々なことに気を使っていることが分かりました。

例えば、よく「家族に大きな病気を患った方がいますか?」と聞きますが、これは果たして良い聞き方なのか?

大きな病気とは?
患者さんにとってどこまでが大きな病気なのか?


「祖父が70歳で心筋梗塞で…」と患者さんが言っても、これはおそらく年齢によるもの。遺伝的な問題ではない可能性の方が大きいかもしれない。(この質問はそもそも遺伝的な原因があるか探る目的らしい)

それって果たして医師が得たい情報なのか?

そういうことを考えると、医師の質問の仕方も変わってくるし、正しい質問の仕方をすることで、やっと患者の視点に立った医療ができるのかなー、なんて思いました。

大学では、社会の授業などでも医師としての対応の仕方を少し学んでいますが、なかなか患者の視点に完全に立てるっていうのは難しいんじゃないか、と思います。

医師が見てる患者さんの姿って生活の一部でしかないから、少しの会話でその人の生活環境を把握して、医療を提供するというのに限界があるのではないかな…

(恥ずかしながら、今まで医者の仕事がただ処方箋を書いたり、手術したり…そういうイメージしかなかったため、患者さんがその病気によってどのように地域コミュニティとの関わり方が変わってゆくのか…そんな事に気を配ったりする仕事の側面に気づきませんでした。)

だからこそ、コミュニケーションを患者や家族と取るのが大切なんだろうな。

なぁんて、医学部入りたての下っ端がほざいてみました。

(この記事を数年後自分が読んでどう思うのか楽しみです笑)

1年は教養だけれど、今後たくさん医学の勉強が襲ってくるのだろうな。

まだまだ何も知らないことが多くて、これからたくさんの知識を入れてゆく不安が沢山あります。どうなっちゃうんだろう…たいへんそうだなぁって。

今でも結構必死に生活してるけど、これ以上求められて私は出来るのかなぁって。

でも同時に、出来ることも多くなるだろうから、その期待もあります。

受験で医学部に入るために必死に頑張ってきたけれど、正直これからが勝負だよなぁ、って思います。

受験の時は、医学部に行くことが自分にとって大切で、「〇〇大医学部より△△大医学部の方が良さそう」とか偉そうに偏差値とかで決めてみたり、評判とか派閥で大学比べをしてきたけれど、そんなの正直入ってから関係あるのか?(入学したら住めば都だし、周りの評判って正直関係ない。ほかの医学部と比べるってことがあまりない気がする)

医学部の部外者だった高3の当時の自分は、そんな視点でしか大学選びとかしてきてなかったけれど、今考えるとそんなのどうでもよかったんじゃないかなーって今思います。

ちっぽけな選択肢で受験してきてたんだなぁ、と。

どうなんでしょうか?
とりあえず今はそう考えています。(血迷ってるなぁ^^;)