金曜日の15時頃、

会社にいる時に、妻から電話がありました。

妻は電話の向こうで、名前も名乗らず号泣しています。

嗚咽の中から聞こえてくるのは、


「○○が・・・○○が・・・(○○は息子@4歳の名前)」


そして、その言葉がまた号泣の中に消えていきます。



え?息子に何かあったのか?

想像は悪いほうに転がり、最悪の事態も覚悟しました。

足は震え、帰宅の準備を始めました。


「ママ、落ち着いて!」


その呼びかけに、自分を取り戻して妻は、

それでも泣きながら話し始めました。


「○○(息子)が、ママの髪の毛にヘアブラシを巻きつけて、

それが取れなくなっちゃって、痛くてたまらないの」


それだけ言うと、また泣き始めます。


え?え?え?


それからは、笑いをこらえるので、必死でした。