「4%ルール」に耐えられそうにない自分の弱メンタルに悶々としていたところ。
「バケツ戦略」というものを知りました。
これは、資産を大まかに3つのバケツに分けるという考え方です。
バケツ1→生活費2年分を現金で
バケツ2→生活費7年分を債券などで
バケツ3→残りの資産を株式などで
お金は、バケツ3→バケツ2→バケツ1と流れるようにし、使うのはバケツ1のみから。バケツ1は常にいっぱいにしておくイメージ。
この運用のキモは、バケツ2。ここがバッファの役割をします。
バケツ3の資産運用が好調なら、バケツ3からバケツ2に、適宜減った費用を補充。運用が不調の時は、無理に補充せずに資産の回復を待つ。1と2のバケツの資産で、合わせて9年余裕があるため、たいていの不況からはその間に立ち直れるはず。という考え方です。
これいい!と思いました。ただ、ひとつ問題点があります。
それはバケツ2に入れる資産。「リスクは小さく、インフレに対応できる程度のリターンを得られる資産」とされています。長期債券や高配当株などが想定されているようですが……。
バッファーの役割として、バケツ2の資産に求められるのは、以下だと思われます。
・株式の暴落時に、値下がりしないこと(元本割れリスクがないこと)
・インフレ率と同等の利率で運用できること
・出し入れが自由にできること
そんな都合のいい資産があるかーい!と突っ込みたくなりました。
難しい……。