インデックス投資+取り崩し戦略について、考えてみます。

 

有名な4%ルール。

株式と債券を一定の割合で保有して、その4%を毎年取り崩す方法だと、資産が大幅に長持ちする。(ちな米国の試算)

 

これを知った時は、マジで神、と思いました。

 

インフレ怖い、というだけで、明確な出口戦略なしで資産運用を初め、常にぼんやりとした不安につきまとわれていた私にとって、光明が差した瞬間だったのです。

 

しかし、時間が経つにつれ、(そして暴落と上げ相場を経験するにつれ)、新しい不安が頭をもたげてきました。

 

「わたしに、このルールで淡々と資産を取り崩すことが可能なのだろうか?」

 

 

 

不安点① 株式と債券を一定割合で持つことの意味が見いだせていない

 

 株式と債券の値動きは逆相関。債券は値動きがマイルドで、資産全体のリスクを下げてくれる。株式と債券の比率で、リスクをコントロールする。と、学びました。

 

 4%ルールでは、定率取崩に加えて株式と債券のリバランスがキモのようです。

 

 しかし、現状の保有資産でやろうとすると、作業はかなり煩雑になりそう 。年齢が上がると厳しいかもしれません。

 

 また、自分の経験した2度の暴落時、株式と債券は似た動きをしました。

 

 ここまで手間をかける意味はあるのかな?とどこかで思ってしまっています。

 

 

 

不安点② 暴落時の取崩

 

 暴落時、半減した資産から、淡々と定率で取り崩し、リバランスし……と、私にできるのか?メンタル持つのか?

 

 暴落した時は、買い増しする方が気持ちが楽になるメンタリティを持っているのですが……。

 

(余談ですが、その逆もしかりで、現在、この好相場で新NISAのために新規積み立てしてるのも、気持ちが辛いです。毎日総資産額が増えていたとしても。)

 

 

 そもそも「淡々と定額積立、定率取崩」が、性格的に向いていないのではと思い始めています。(爆)