みなさま、こんにちは
元幼稚園教諭(12年勤務)で、
ただいま2歳の息子氏の子育てに奮闘中の歌とダンス、お絵描きが大好き♡な
erisuです
久しぶりの幼稚園教諭の頃のお話です
ふと思い出した言葉がありました
それは幼稚園で働いていた頃に保護者によく聞かれていたことです
『どうして先生たちは、子どもたちに優しく声かけ(対応)できるのですか?』
私だけでなく、他の職員もよく聞かれていました
保護者の方たちは、私だったら「つい怒ってしまう」・「待てなくて急かしてしまう
」と話していました
私たちが優しく声かけできるのは、ズバリ先生たちと協力・共有ができていたからだと思います
担任の先生の手が空かない時は、補助の先生が子どもに対応しますし、職員会議で子どもたち1人ひとりの情報を共有して、その子に合った言葉かけや援助を模索します
それがあったからこそ、子どもたちに優しく声をかけられたのではないかと思います
次に、私が子どもたちと対応する中で大切にしていたことを書きます
①共感
これを1番大切にしていました
幼稚園や保育園にはたくさんの子どもがいて、1人ひとり性格も違えば育ってきた環境も違います
そんな子どもたちにもしっかり意思があり、
○こんな風にやってみたかったけど出来なかった
○お友だちとケンカをして悔しかった
○もっと遊びたかった…などなど色々な気持ちを自分なりに表現します
そんな気持ちに共感してあげることで、自分の気持ちを分かってくれた!と感じ、先生(大人)の話にも耳を傾けやすくなります
でも、どうしても譲れないこともありますよね
今片付けしないと次の活動に間に合わない…
この時間に必ずトイレに行っておいてほしい…
そんな時でも、まずは共感する言葉をかけて子どもたちの気持ちを受け止め、その次に私たちの思いを伝えてあげてください
例)「まだ片付けしたくないよね。遊びたいよね。」→「楽しいお話が始まるから、一緒に片付けて聞きに行こうか!」
「トイレ行きたくないんだね。」→「どうして、行きたくないのかな?」「先生と一緒に行ってみようか!」
②待つ
特に身支度を進める中で、待つということが大切になる場面が多々ありました
靴を履く時・着替える時・食事・排泄 など
自分でやりたい!やってみる!という気持ちが芽生えた子どもたちですが、なかなかうまくいかなかったり、時間がかかったりすることも多く、保護者の方たちはつい急かしてしまうというお話を聞いたことがありました
毎日の生活で限られた時間の中、仕事に間に合わない!次の予定がある!など、待てない場面もたくさんあると思います
可能な限りでいいので、子どもたちのペースに合わせて待ってあげてください
そうすることで、子どもたちの自立心ややってみよう!という意欲が育っていきます
③感情を伝える
子どもたちと接する中で、大人だってイライラしたり悲しくなったりすることってありますよね
そんな時は感情的に伝えるのではなく、自分自身の感情を伝えてみてください
例)「花に水をあげてくれたんだね。先生、とっても嬉しかったよ!お花さんも○○ちゃんありがとうって喜んでいるね!」
「叩いたら○○くん痛いよ。先生もとっても悲しいな。」
「○○くんのこと、先生も大好きだよ!」
と、書いていきましたが…
私は息子氏にこのような対応ができているの?と問いかけると、ほとんどできていません
待てないし、自分の意見通そうとするし、ついつい感情的になってしまうし…
なので、今は保護者の方たちの言葉がよく分かります
我が子のことになると、見えなくなること・できていないことが多々あります
まずは共感すること・待つこと・感情を伝えること、この3つを日々の生活に取り入れて、息子氏の心がしっかり育まれるように、私も努力していきたいと思います
最後まで読んで頂き、ありがとうございます