季節柄…ダーリンや上姫の「手が荒れる」時期がやって来た
「手が荒れる」のは一般的には冬場が知られるけれど…
職種は全く違うが、2人とも「必ず水を使う」仕事なので、この梅雨になると、湿疹と痒みが酷くなる
実は…私は「手が荒れる」で必ず思い出す話がある
もう、かなり以前になるけど…新聞の読者投稿欄で読んだエピソード
投稿者は、ある老夫婦の妻で内容は↓こんな感じだった
…………………………
ある日、夫婦で、電車で「お出かけ」をした。農業を営み続けている2人にとっては、滅多に無い「お出かけ」だった。
電車の座席に夫婦で並んで座る。すると、夫が他の乗客には、見えない様に、自分の手を隠すような仕草をした
夫は長年、農作業の土で荒れた、真っ黒な「自分の手」が恥ずかしかったのだ…
妻は、思った。
何を恥ずべき事か…
私達、家族を養う為に真っ黒でゴツゴツに荒れてしまった「夫の手」
「私は夫の手を両手で包み、ありがとう…ありがとう…と、涙が溢れて仕方がなかった」と記していた。
…………………………
たった数百字の短い話だったけれど、私は読み終える数行前で、涙で文字が読めなかった…
世間では、一般的に、
夫は外で稼いで養うのが「当たり前」
妻は家事育児で家を守るのが「当たり前」
新婚なら、ともかく。
長い年月が経つと…夫婦とも、お互いに相手の苦労を忘れがちになって行く
そして「俺だけが、私だけが、苦労している」と心が傾いてしまう
私は、今は、のんびりと専業主婦をさせて貰っているが…数年前は、仕事と家事と育児と死に者狂いだった
働く大変さ、稼ぐ大変さ、1000円、一万円を手に入れるのが…どれだけ苦しいか
私が使っている、私の財布に入っている「お金」は、ダーリンが心身を粉にして稼いだ「黄金のお金」だ。打出の小槌で湧いた金じゃない。
そして…
荒れたダーリンの手…
私達夫婦は「お出かけ」は、電車ではなく車なんだけど…
2人きりの時は、私達は、必ず手を繋いでいる。
助手席で、運転しているダーリンの荒れた手や疲れた肩を感じると…
私は、いつも「このエピソード」を思い出す
照れ臭そうに微笑むダーリンの横顔を見つめながら…
この人と共に、人生の終焉を迎えたい。
そして…自然と…
「ありがとう」と心の中で呟やいている。
アラフォー夫婦
アラフィフ夫婦
感謝を忘れない、素敵な夫婦でいたいと、強く強く思える…今日この頃です
