前回の「未来設定ノート」と同じ松浦ゆかさんの著書です。
著書のメンターである西の大富豪からのお金について関西弁で教えられていたことが書かれています。
さらっと的確なアドバイスをされるので、人によってはかなりグサッとくるのではないでしょうか!!
そもそもお金とは??
お金=物々交換のためのチケット
価値の差をなくすものと書かれていました。(?)
昔はこれだけお米をあげるので、包丁1本くださいというふうにものを交換していましたが、お米があまりとれないとき、とれたときで包丁1本交換するための必要なお米の量が一緒だと不平等となってしまいます。
その差をなくすためにお金は生まれたそうです。
さらに持ち運びやすいようにどんどん軽量化され1万円も紙切れ1枚になりました。
日本では「100円」の価値のある高価が海外では、減ったり増えたり…とってもあいまいな存在であるということが分かります。
もし「カフェを開きたい♡」「家を買いたい♡」「引っ越したい♡」といった様々な願いを叶えるために自由自在に増えていくことができちゃうそうです。
願いはすればするほど、その分、世界のお金が増えていくそう。
えーー!?そんなことある!?と思いますよね。
これは銀行の仕組みで「信用創造」というそうです。
銀行は貸付をするたびに新たにお金を生み出すことができるそうです。
なので何もないところからいきなりお金が生み出されるということです!!
この話を聞いて著者さんは、
お金に対するフィルターが「お金とは、無限で実体のないもの。願えばどんどん増えるもの。」に変わったそうです。
お金が入ってこないフィルター設定とは
私たちは様々な思い込みを代々継承しています。
例えばもしお金が欲しいのだとしたら、お金を得るためにどうしたらいいと思いますか?
という質問に対して「働いて給料を得る」という答えが圧倒的に多いそうです。
さらに質問します。
「それは本当にあなたが考えた意見ですか?本当にあなたの意見でしょうか?」
このように念押しで聞かれると、「あれ、違うかも・・・」と思ってきますよね。
ではどうしてそう考えるようになったのでしょうか?
多くの場合は、「親がそうしていたから」「みんなそうしているから」という答えになるかもしれません。
世の中にはいろいろなお金の受け取り方があります。働かないで得ている人もいます。
このような貧乏な思考が親から子へ、子から孫へと受け継がれていたのですね。
本当の自分の声を聞こう
著書さん自身、悩んだり壁にぶつかったりするときには、いつも周りの目を気にしたり、損得を気にして脳で考えてばかりいたときだったそうです。
そんなときに西の大富豪に相談するといつも「お前はどうしたいんや?」と答えではなく、彼女自身への質問が返ってきたそうです。
お金持ちであればあるほど、脳と心を一致させることの大切さをよく知っているのです。
自分の心の声に従うと、驚くほどするりとうまくいくそうです。
そこで自分の無意識をノートに書き出し、認識することが大切になってきます。
そのステップは次の3つです。
●無意識の思考や行動に気づくこと
↓
●その際に味わっている感情や感覚を知ること
↓
●「本当はこうしたい」と思う本音に合わせて変えること
お金がなくてもノートとペンさえあれば誰でもできますね!
なんとなく今の自分にモヤモヤしているなという方は、ぜひ自分の感情を書き出してみてください♪
私自身もノートを使って感情や考えを書く習慣をしてから、自分が本当にやりたいことをやらせてあげられるようになってきました。
自分の行動を見直してみると人の目を気にしてばかりで本当に驚きます!!
あとそれって本当?って自分に聞いてみると、あれ違うかも・・・ってなってきます。(笑)
本のほうも興味があれば、チェックしてみてください↓
●本書の内容
はじめに 貧乏を恨んでばかりだったわたしが変われた秘密
人生には終わりがあると強烈に感じた、東日本大震災とおじいちゃんの死
「いつか」を全部手放した
など
・第1章 大富豪が教えてくれた「お金の真実」
・第2章 勝手に「引き寄せ」が起こる脳の仕組み
・第3章「お金持ちワールド」に進んでいく脳内GPS活用ノート
・第4章 ネガティブを味方につける「ノートの書き方」
ネガティブなままでいい! ネガティブなまま成功する方法
「感情デトックス」でネガティブな感情をガソリンに変える
・第5章 気づいたら、「お金が増えちゃった?」になる方法
「ワクワクするとお金が入ってくる」本当の理由
気づいたら、「お金が増えちゃった?」に必要な手放し
・第6章 ワンランク上の「お金持ちワールド」へのステージアップ
4つのどの箱で働くかでお金持ちになれるかが決まる
お金持ちに共通している「右側」の働き方
松浦ゆか
ライフスタイルコーディネーター ecleve International代表取締役 高校卒業後、プロのミュージシャンを目指すも、活動経費がかさみ借金が数百万円に。25歳で起業。この頃、「引き寄せの法則」の存在を知り、心理学や脳科学などを独学で学びながら、自分の目標や在りたい姿をノートに書きはじめる。27歳でエステサロンを西新宿にオープン。新たにノートの作り方を改良しながら、自分の心の奥のメカニズムを分析。その手法を2016年より公開。講座はたちまち人気となる。心理学、脳科学、行動経済学などに精通し、それらを女性の脳に合わせて、理解・実践しやすいように解説することを得意とする。