🌸3月6日🌸
（心を揺さぶる可能性がある内容であること
を前もってお伝えします)
春はたくさんのグリーフ体験がある季節
メンタル部長を起こすのも無理はありません
3年前の今日
私は大きな大きな存在を看取りました
2020年3月9日朝、
14年半共にした愛犬であり、相棒であり、
ソウルメイトのアンジュを看取りました
夫と娘を送り出して、少しして
春を迎えたばかりの遠慮気味な
柔らかい日差しの中のリビングでの別れ
私の腕の中で、大きく一つ息をして
旅立っていった
早期発見にも関わらず
タチの悪い皮膚がんで
余命宣告を受けてもなお、
1年4ヶ月も傍にいてくれたアンジュ
"まだ英里ちゃんを置いて逝けない"
そんな風に思ってくれて頑張らせちゃったかな？
そんなふうに思っていた
社会復帰への道を閉ざされた気分になった
待機児童で溢れた保活（保育園入園活動）と
突然の祖母の死に
アンジュの余命宣告と…
一人で抱え込んだ保活とストレスと絶望感と
すでに始まっていた大切な家族を失う喪失感…
それはまさに"グリーフ"だった
自身ではコントロール出来ない
悲しみと苦しみと怒りの感情を抱え、
それが溢れてしまい、私の鬱は再発していた
うつの再発はそれはそれは苦しく、
何度となく消えていなくなりたいと考えた
何度もアンジュを抱き抱え、隅田川にかかる橋から川をのぞいていたり
赤信号の横断歩道に吸い込まれた
たくさんの救いの手があり
後に鬱、メンタル不調について知り、学び、深めるまでになった時、私はメンタル不調とグリーフが
常に密接に関係していると考えるようになった
"両方のサポートができる対人支援者になりたい"
この気づきは今の私の原動力、推進力になっている
特に女性は環境やステージの変化に伴い
グリーフ体験は多いと感じる
振り返れば、私の産後うつだって
出産をし、それまでの"当たり前"を喪失したことによる…まさしくグリーフだった
女性活躍社会の実現には
より手厚い女性のサポートが必要だと感じている
もっと安心して結婚し、
もっと安心して妊娠し、
もっと安心して出産し、
もっと安心して子育てをして、
もっと安心して社会で活躍出来ればと願う
アンジュが身をもって私に教えてくれた"グリーフ"
今では私は
産後うつは娘からのプレゼント
うつの再発はアンジュからのプレゼント
と表現する
私にグリーフサポートの大切さを教えてくれた
娘たちには感謝しかない
と同時に、今も生かさせている意味を考える
3月6日
改めて私に進む道を光で照らしてくれるような…
これからグリーフサポートについて更に
深めていこうというワクワクと
お寺でアンジュのために読んでくださった
住職のお経に"逢いたいなぁ" 涙が溢れる…
まだまだ寂しさに包まれる瞬間と
そんな両方の大切な感情を味わう日🌸
先日、友人が
＂英里ちゃんがどうして
天国の愛犬のことをいつも話すのか？
初めて犬を飼ってみて、あまりの可愛さと愛しさににその気持ちがわかったよ＂
と伝えてくれた
アンジュと私
今でも深い絆と想いとおっきな愛
メンタルサポート、グリーフサポートに形を
変えてずっとずっと続いていく💞
二度と鬱になりたくてもなれないな！
とまで思わせた
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