4とか...長いな。
これでもザックリなんだけどね、、
文章とか苦手だから仕方ないよね
なんか後で自分で読み返すことあるだろうな と。
写真とか撮らない方で、思い出は頭の中に ってタイプなんだけど。
この一連の騒動は感情が怒涛過ぎてさ、、。
面会へ行く前、家を出たら斜め向かいのお菓子屋さんが目に入った。
先生たちに何か買ってから行こう
ふ、と何か先生や看護師さんに感謝を伝えたい気持ち。
昨夜もモカどうしてるかな、、病院に居れば何かあっても安心だよな、。
あ、待って、入院1週間も2週間もってなると、、あの病院...お盆休みどうなるんだ、、。
転院するのかなぁ。
どっちにしても、先生や看護師さんには既にお世話になって、これからもお世話になるなぁ。
入院3日目の朝イチの面会。
モカ?とケージに近づくも、反応が薄い。
来たことに喜ぶ様子もなく...サミシイなオイ
ボーッとしてるというか、調子良くないし、疲れてるから、みたいな感じ。
抱っこして撫でてるものの、あんまり動きたくないんです みたいな。
ここで先生がご飯をあげてみよう、と。
昨夜入院してから初めてのご飯をあげてみたんですけど、なんとなく食べましたよ(^^)と。
缶詰のほぐした軟らかいのを、食べた!
しかも、結構美味しそうに、。
先生的には食べれるくらい元気が出た という感覚で、あぁ、良かったね、食べたね。 と。
これくらいの感じで食べるなら、いつも食べてるフードを食べるか試してみたいので、午後にでも都合の良い時に持ってきて下さい、この調子で食べれるようなら後は体の数値が安定すれば退院も考えられますね(^^)、と。
ここで少し歩くところを見てみたいんだけど、私が居ないと歩かないから(笑)と先生。
私が離れてモカ!と呼ぶ。
先生の所から私の所まで、少しフラつきながら早足できた。
このフラつきは後遺症で、今よりは良くなるけど少しは残るかもしれない、と。
ベッドへ自力で飛び乗れないかもな。
まぁ、そもそも10歳のモカにはそろそろ高さを考えてあげなきゃ と思ってたところだしね、。
血液検査の結果は、やっぱりまだ炎症反応があるのと、貧血。
蛋白は点滴から入れたので上がっている と。
蛋白は腸管から漏れてる可能性があるけど、それはお腹を開けて調べたり、治したりは出来ない。
手術自体が負担だからだ。
炎症反応は、やっぱり脳で、貧血は大怪我した後くらいのもので、内蔵からは出血は見当たらないから、これも脳だろう、と。
そして、ここでやっとお尻の傷を洗うことに。
私が顔の方を抑えながら、看護師さんがシャワーで優しく洗う。
いやー、これは酷い傷だね、痛いね、、。と看護師さん。
そうだよね、そうだよね(´;ω;`)ごめんね、ごめんね、、こんなんなる前に、どうにかしてあげられたよね、、。
ほんとに、反省しかない。
綺麗に洗ってもらって、薬を塗ってもらった。
そもそも体調そんなに良くないし、疲れてるところお尻を洗って、帰りもそんなに執着無さげでバイバイ。
単純だけど、執着もされてなく、また午後会えるしと思うと、こちらもバイバイが切なくなかった。
午後は子供たちを連れていこうかなぁ。
でもなぁ、普段子供たちに触られて怒るようなモカには嬉しくないどころか迷惑なのかなぁ、笑。
いや、でも子供たちはモカが好きなんだし、モカが嫌いだろうが少なからず心配してる子供たちにも見せてあげるべきかもしれないし。
いつも食べていたフードを持って、子供たちを連れて面会に。
モカ(^^)!
子供たちもケージに近づく。
最初私の顔を見て、キョロ、キョロ、と子供たちを見て、なんだ?なんだ?何かいっぱい居るなぁ、という顔をして子供たちをクンクン。なんと、、意外にも子供たちをクンクンしながら尻尾を振り始めた。
意外にも、意外にも、凄く嬉しそうなモカ。
いつも子供たちへの反応はシラ~ っとしているし、撫でようもんなら警戒して唸っているし、しつこい時は噛むこともあるのに。
へぇ~!!そうなんだぁ、、と思った。
こんな時ばっかりは嬉しいんだね。
犬とは話が出来ない。
子供たちはいつもうるさい、モカは子供たちをどんなふうに思っているんだろう。
子供たちの存在がストレスだったりするのかなぁ、と思う時もあった。
モカが子供たちに、あんなに尻尾を振って匂いを嗅ぐなんて好意を示したのは初めてで、。
モカの本心が見れて良かった。 嬉しかった。
.......ていうか、
...めちゃくちゃ元気になってる??
朝来た時はあんなに元気無かったのに、、
子供たちの周りを嗅ぎ回って、立って先生と話してる私の足にピョンピョン飛びついたり、、
部屋の隅の方へ小走りして行っては戻ってきて、。 ど、どうしたの? そんなに活発な性格だったっけ、あなた。
何かを探してるみたいに小走りで行っては戻ってきて、目が明らかに何かをジッと定めている。
どうやら向こうに居る先生を追っている。
先生を見ている割には、何か獲物を追っている時の目。
んー、なんだろ。
なんと、先生がフードを持っていたの。
モカはそれをジッと獲物を追う目で見ていたのだ。
こんな目といい、活発な動きといい、何年前のモカだろうか。
たぶん、2年くらい前のモカだな。
これくらいの時期の犬は人間にすると1年で4年づつ歳を取る。
病中なのに、薬で調子が戻りつつあるとはいえ、8歳くらい若返ったモカ。。
思わず先生に、ステロイドって本来よりも元気になるような、なんて言うか、人間で言うと精力剤みたいな効果があるんですか? と聞いてしまった。何だか何年前のモカなの?ってくらいに元気でビックリです、 と言ったら、 これが本来のモカちゃんだと思いますよ(^^) そんな、若返るような効果のある薬ではないです!笑
と笑われてしまった。💦
体調が良いのと、嬉しいのと、食欲でこんなに若返ったように元気なんだね。
1番は食欲っぽいけど、。
むしろ食欲で動かされてそうだけど、、。(でもそれ人間にとってもそうだろうけど、犬にとっては尚更大事よね)
そう考えると、こうなる前の普段、もかかして体調悪い事も多かったのかなぁ。。
日によるけどここまで食欲ないというか、執着がないことも多かったし、、。
先生がふと「犬らしくなったね(^^)」と言った。
何しろ久しぶりに獲物を追う目を見たな。
本当に、なんかとっても、犬らしい。
こんなに元気になって、、数値も落ち着いているのでまさかの明日退院となった。
連れてきた時からの流れの説明的には、こんなに早く退院出来るとは思わなかったから、こんなに激的に元気になってビックリだ。
そっか、明日もう帰ってこられるのか、、。
とりあえず、おしっこシート買って帰ろう。
飲んでいかなければいけないステロイドの副作用で、水を飲む量が増えるらしい。
ステロイドを暫くは2錠、状態を診て減らしていき、最終的に1錠に。無くすことは出来ない、と。
副作用で食欲も増える、と。
そして筋肉が落ち、鼓動が早くなり、疲れやすくなる。
そんなに食欲があるのに今までよりご飯を増やしてはあげられない。
これからは何かカロリーの少ない栄養も考えたものでおやつを作ってあげよう。
4日目の朝、迎えに行くと、
はっ!来たの!? という顔をして私に飛びついてきたけど、フードを持っていたのか、また先生を凝視しては追いかけて部屋をちょろちょろ小走りしている。
病院の中にはだいぶ慣れたようだった。
蛋白が留まってくれていること、炎症反応の数値もだいぶ下がったこと、薬の飲ませ方、これからのこと、
色々と話してから、いざ退院。
自転車の後ろカゴに乗せてゆっくりと家を目指す。
帰ってきたモカは家のあちこちををクンクン。
やっぱり、まだフラつきながらぎこちなく歩いている。
ベッドへも上がれそうにないのを自分でも分かっているようだったけど、相当な勢いを付けてから上がってみたり、ベッドの際で高さを確かめるようにピョンピョンしてみたり、、
子供用の椅子を置いてみたり、何か良い段差が作れないか色々探したけど、ちょうど良いものが...無い。。
いっそベッドの足を取ってしまおうか、。
とりあえず段差が付けられるまで、上がれなそうな時は抱えてあげるしかないな。
ベッドへ飛べる距離だけれど、少し離れ気味のところでジィっと、飛べるか飛べないか見定めているように停止しているモカ。
上げてあげるよ、と抱えようとしたら後ろへ逃げてから、ぴょんっ! と上がった、、、。
なんだよ、飛べるよ僕、、って言ってるみたいだった。
少し落ち着いたのか、今度は病院であんなに元気だったのが嘘みたいに、ベッドで大人しく寝そべっている。
まぁ、疲れてるよね。
退院して2日間くらいは疲れがある様子だった。
でも、3日目からは疲れも取れた様子だし、体調も良いんだろうな という感じ。
っあー、、、良かった。
もう、あのまま逝っちゃったら、とか、このまま悪化してく一方だったら、とか、。
そんなふうに考えてて、ここまで元気になれたのだから。
病気が治ったわけではない。
先生は発作を起こして入院にまで至ったこの一連の騒動は一旦退院という区切りで、ここからが治療の始まりです、と言っていた。
いつまた発作を起こすかも分からない。
でも、想像や想定していた最悪よりも元気な時間が戻ってくれたから、
この先どんな事になろうと、しっかり最期を看取るからね。
もう可哀想で見れないとか、ごめんねとか、そういうの無しにするよ。
なーに?