私は
小学校六年生
12歳の時に
はじめて
『スーパー高校生』
と言うなのモデルが
華やかに
雑誌の顔となり
誌面を輝かせていて
そんなモデルを見たくて
渋谷に週末になると行って
次号の撮影をしている
輝いているモデルを
普段は雑誌でしかみれないのに
実物の誌面を飾るモデルが
笑顔でカメラに向けて
ポーズをとっていて
撮影が終わったら
モデルのまわりには
私みたく撮影風景を立ち止まり見ていた
ギャル達がかけより
集まり
写真を一緒にとってもらっている
そんな
私も12年前には
カメラを持ち歩き
生の雑誌のモデルと
写真をとっともらい
何人もに笑顔で応じていて
そんなモデルに
ものすごく憧れた。
それから
『私も高校生になるまでに絶対雑誌のモデルになりたい。』
と
とにかく毎週渋谷に行った
そして…
今からさかのぼりちょうど
十年前に
いろんな雑誌の編集者に声をかけられ
まずは
スナップ撮影をした。
このカットが来月発売される号に
必ず掲載されるとは限らない…
来月の
いろんな雑誌の発売日が
待ち遠しくて
深夜コンビニにおかれたらすぐかって
私は出ているのかを
確認するために
ドキドキしながらページをめくっていたのを
ものすごく覚えている。
…
上ノ宮絵理沙【14歳】
○中学校
今日のファッションのお気に入りポイントは…
先月渋谷で撮影をした
まだ夏なのに雑誌の発売は約一ヶ月後だから
暑いのに
発売日にあわせてブーツを履いて
あの日に書いたアンケート内容が
簡単なプロフィールと共に掲載されている
学校名はイニシャルで出ていた。
もちろんまるこど
1ページが私なんてありえない
ほんの10センチあるかないかの大きさだが
ティーン雑誌で全国区に人気のある一冊に私が
掲載されている…
嬉しさと感動で
いっぱいだった。
そしてそれから
14歳だった中学生の私
から
24歳の現在
夢が叶ってこの肩書きになるようになり
あっというまに
十年経っていた。
途中二年位出てはいなかった時期があったけど
18歳の頃から
ネイリストとして働いた時に
雑誌のモデルとしては
自分が思っていたよりも
満足度が得ることができた。
私の連載
特集ページや
何回も表紙もやった。
一緒に写真を撮ってくださいと声を
数年前には自分がカメラをもって声をかけていたのが
声をかけてもらい
あの時見た
撮影風景…
私がそのモデルとして
カメラを向けられる立場になれた。
正直言うと私は
背が低いしスタイルがいいわけでもないし
誰もが認める美人な訳でもなかったから
誌面や表紙を飾る
モデルに何故なれたのか…
今になってもわからない。
最初はただ出る
出れて嬉しいとしか
感じなかった
学生時代
十年もたてば
その間に色んな思いや
沢山の事を学んだ。
ただ華やかな世界だけではない。
そう見られる程
辛く
虚しくそして
苦しい世界もある事。
自分を自分で理解して
自分でしか最後は守られないものが多いし
逃げてしまえば
そこでおしまい
それとは
自分は
周囲からの重圧にまんまとハマり突き落とされたら
負けたということ。
一発屋でおわり
数年後には
すでにもう
時の人となる。
何でも
夢をつかんだら
それから
どうなるかは全て自分次第。
雑誌に出る事が夢だと
もしこのブログを読んでいる方がいたら
伝えたい。
やりがいのある
唯一無二の自分を商品にする
表現できない程に
達成感を得ることが物凄くできるし
自分が高めたいと思えば思う程
刺激ももらえる。
だけど
守らないといけないものや
失うものも
全て
比例して伴っていく。
しかし
流行は時が経てば変わるけど
形に残るものは
たくさんある。
これからも私は残るものを
増やしていきたいと思うからこそ
また
こうしてここで
ブログを今もまた
かけているのだろう。