大好きだったチーム。

10年前に働いていた職場。

ただ楽しかった。

ただ大好きだった。


チームリーダーの訃報を知ったのは2020年。

まだ49歳の若さだった。

その訃報を伝えてくれたチームメート。

いつか一緒にお墓参りに行こうと話していた。


お墓参りには行けないままに。

4年の月日が過ぎ去ろうとしていた。

チームメートの39歳の誕生日、先月にはバースデーメールを送った。

ありがとうございますって返してくれた。


忙しくてなかなか会えないけれど。

近々会おうね、って話していた矢先。

先月のお誕生日からまだ1ヶ月も経っていない。


桜の咲く前に。

あの子まで逝ってしまったことを。

旦那様からのメールで昨日知りました。


39歳。

若すぎる。

人生においていつかまた一緒に働きたいと思う人は2人しか存在しなくて、そのうちの1人でした。(おこがましいけど)

転職時にはいつも相談をして、5歳も年下なのにまるでアドバイザーのような存在でした。


長きに渡る闘病生活は知っていたのに。

心のどこかで10年生存を達成したからもう大丈夫、って慢心していた。


もっと早くに会いに行けばよかった。


今の会社に入社する際のリファレンスチェックを快く引き受けてくれたチームメート。

信じられないくらいに優秀で。

そのくせ信じられないくらい謙虚で。

誰からも愛されていた。

いつも頼りにされていた。


神様なんて絶対にいないと思っている。

だけども、神様の国があるなら。


チームリーダー。

チームメートが。

久しぶりに再会して。

「来るの早いですよ」ってあの頃みたいに冗談ばかりを言っていて欲しいと願う。


何よりも、もう痛みや失う恐怖と戦うことがなく。

あのはにかんだ笑顔で。穏やかな気持ちで笑っていて欲しいと願う。


良い方ばかりが先に逝ってしまう。


大事な人が皆んな嫌な人なら良い。

憎まれっ子として世に憚れたら良い。

佳人が薄明なら。

佳人になどならないで。

また会いたい。

またご飯に行って相談したり笑ったりしたい。


そして親御さん、旦那さんの思いを察するに胸が壊れそうになる。


たまにメールをやり取りするだけの私の喪失感がこんなに大きいのだから、ご家族の思いはいくばくか、、、。


親に。

子供に。

旦那に。

友に。


悔いがないよう伝えたい。


ありがとうや、大好きや。

月並みだけど思いの丈を。


チームメートちゃん。

頑張ったね。

物凄く頑張ったね。

誰よりも。

誰よりも。

R.I.P.