ドイツの妊活クリニックで起きたカルチャーショックな話の最終話です。


前回のブログはこちら↓

前回のカルチャーショックな採血から2週間後、その間に夫の精子検査もあり、いよいよ検査結果を聞く日となった。

さすがに検査結果を聞くのは緊張した。
10年以上ぶりのがん検診の結果も気になる、、、。

先生 「まずご主人から、検査結果は特に異常なしです。運動率は少し低いですが、量(数)は問題ないです。奥さんも血液検査、内診共に異常なしです。がん検診も異常なしでした。」

自分心の声 ホッ照れ良かったよ〜〜〜。

先生 「ただ、奥さんの卵が老化しているので、人工受精、体外受精はお勧めしません。」

先生 「私からの提案は、

   卵子提供です。」

えーーーー!!あんぐりあんぐりあんぐり

先生のドイツ語が早すぎて、理解不能。


若い女性の卵がなんたらかんたら〜〜
ペラペラ〜〜

はっ?!若い女性の?卵??
どーゆーこと?!

夫の解説によると、
自分の卵での高度生殖医療はお金の無駄。
先生は今迄に45歳以上での体外受精は1度しか成功したことがないそうだ。(マジか。)
だから、始めから卵子提供をお勧めする。
ただし、ドイツでは卵子提供をしていないので、お隣のデンマークかスペインなどから卵子提供できるとのこと。ベトナム人などアジア系の卵子もあるそうな。
卵子提供もかなりの費用がかかること。


なぜ卵子提供を勧めるか。
なぜなら貴方の卵が老化しているから。

何度も言うな〜〜〜っ!
自分が一番わかっとるわっっっ!


卵子提供なんて今まで考えたこともなかった。
卵子を人工的に入れて、自分の身体は妊娠に耐えられるのだろうか。
他人の卵子を受け入れられるのだろうか。
そもそも、命をお金で買うというのは倫理的にどうなのか。

などなど、いきなり卵子提供の話がぶっ込んできて、頭がパンクしたわ。


ということで、先生からの提案を持ち帰ってきて
1年が経ってしまいましたとさ〜泣き笑い


後日、アメブロで卵子提供されている方がいらっしゃることを知った。
今では可能性のひとつとして考えつつある。


本日の晩ごはん
ブロッコリーのグラタン


奇跡は起こるものではなく起こすものである!