もう7年前になるけれど
郵便局でパートをしていた頃に出会ったアンさん。
私は郵便窓口で郵便を受けていて
アンさんは仕事で国際郵便で出しに来ていました。
特殊な内容だったので確認作業を必要とするうちに顔見知りになりました。
後から知ったのだけれど
その頃日本に来たばかりで
ほとんと日本語ができない状態だったそう。
私も英語が話せないのに
どうやって理解しあってたのだろう笑
とにかく、毎回郵便物は無事に郵送できていて
アンさんとも笑顔でコミュニケーションしていました。
私が転職することが急に決まり
アンさんが月に1回の郵送にくるタイミングを逃したままお別れすることに。
数ヶ月経って、元同僚に会う機会があり
「お客さんから預かっているよ」と一枚の名刺を受け取りました。
そうして、アンさんと再会することができたのです。
それから年に一度くらい
ランチしておしゃべりして。
アンさんは一生懸命日本語を話し
私は単語の英語をつなげ
スマホの翻訳アプリに助けてもらいつつ。
それでも、アンさんに会えるのは楽しくて嬉しくて。
会うたびにいつも大切に思える言葉をもらうので
忘れたくなくてメモしていると
エリさんはすぐメモする、と笑われました。
この2年、コロナで会えなく過ごしていたら
久しぶりに電話をもらい
お仕事を少し早く退職して帰国するとのことでした。
今日、アンさんに会えました。
アンさんの心持ちはとてもシンプルで
日本語が得意でないせいもあるのかもしれないけれど
ひとこと一言がとても響いて。
「エリさん、笑っていてください」
そう言われると、アンさんのために
笑っていたいと思ってしまう。
仕事を退こうと思ったのは
若い人のブロックになってしまっていると感じたから。
自分はいい人たちに出会えて
一生懸命仕事をして、楽しくて、恵まれていて
とても幸せな人生だと思う。
だから、いつ死んでも大丈夫。
今でも大丈夫ですよ、と笑う。
美味しい韓国料理をご馳走になって
カフェのテラスで2人でぼんやり景色を眺めていると
とてもリラックスできる。
ずっとこうしていたいと思ってしまう。
不思議ですねって言うと
「伝わるでしょ、コトバだけじゃないね」
本当にそう。
何度も何度も
ありがとうを言い合って。
「地球にいる間は、また会いましょう」って言ったら
笑ってくれた。
アンさん、
あなたに会えた私は幸せです。
ありがとう。
大好きです。
