先日、リサイクルショップでEG1000を購入してきました。
早速取付作動チェックするとギヤ鳴りが・・・・。
調整してもかなり大きな音がしました。
ピニオンギヤを確認すると
摩耗しているようです。
そこでピニオンギヤを交換してみようと思います。
ピニオンギヤを交換する時はプーラーを使うのが一般的ですが、今回はプーラーを使わずに交換してみようと思います。
交換に使う工具は
ハンマー、モンキーレンチ、7mmのスパナ、2.5mmの6角レンチを切ったもの、大きめな板2枚です。
まずは交換前にモーターの長さを測り、どこまでピニオンギヤを挿入して良いか確認しておきます。
今回は88mmでした。
まずはピニオンギヤを抑えるようにスパナを差し込みます。
この部分の径が7mmなので7mmのスパナがピッタリです。
次にモンキーレンチでスパナを抑えます。
この時、木の板の上にモンキーレンチを置いきます。
横帰ら見ると
このように置くようにします。
この後、モーターのシャフトを叩くので、モーターが逃げないようにモンキーレンチ板で挟み込むようにします。
そして、モーターのシャフトを6角レンチを使って叩きます。
6角レンチが真直ぐになっていることを確認してから叩きます。
叩く力は最初から思いっきり叩くのではなく、徐々に強い力で叩くようにして様子を見ながら叩くようにします。
叩いたらピニオンギヤの掛かり具合やモーターの位置など確認し、1回1回確認してから叩きます。
焦って確認不足で叩いてしまうと、モーターや工具を壊してしまう可能性があるので注意してください。
叩いていくとピニオンが外れるのですが、外れそうになったら優しく叩くようにし、下にウエスなどを置いてモーターが落ちても壊れないように注意します。
分解しました。
ついでなので各部清掃、給油します。
ピニオンギヤをSHSの物に交換します。
まずはピニオンギヤを手で入るところまで入れます。
必ず真直ぐ入れます。
次に木の上に、モーターをピニオンギヤを下にておきます。
この状態で6角レンチを使って、モーターのシャフトを叩きピニオンギヤを挿入します。
この時、誤ってモーターのハウジングを叩かないように注意します。
モーターの長さを確認しながら、少しずつ叩くようにします。
ピニオンギヤが新品になりました。
手でピニオンギヤを回転させ、問題が無い事を確認しました。
そして、組み付け確認するとギヤ鳴りが小さくなり良い感じです。
私は仕事柄、叩いて色々な物を外しているので慣れがありできましたが、自信の無い方はプーラーを使う事をお勧めします。