7月に出産し、
気付いたら季節ひとつかふたつ過ぎてました。



「子供産むなら早いほうがいい」
そんなことを周りから言われてきて、
実際ほんとにそう思わざるを得ない高齢出産なりのデメリットもあるが、

メリットもかなりかなり大きい。
それは、
気持ちに余裕があること。
産んでみて、これは本当に大事なことかと。

今まで、40歳を過ぎても尚、
自分のためだけに生きてきた事によって、
出産後は潔く、ベクトルを自分のためにではなく子供へ向けられることができること。
(もちろん若くてもそうできるとは思うが、
私の場合は のハナシ)


友人らが子育てに奮闘しているとき(20代30代)
私は1人身で 自由時間を生きていた。
いま、友人らはそろそろ子供が手から離れて、自由時間を持ち出せていける頃。
反対に私は今からが奮闘期に入る。

どっちがいいかなんて分からないが、
もし出産が20代30代だったり、また、
「あれしたいこれしたい、
色んなことしたい色んなところ行きたい遊びたい」が盛んな想いがある時であれば、
私は間違いなく産後 悩んでいただろう。
無論、若い頃なんて、
赤ちゃんという繊細な生き物と向き合う為の器や、
世間に置いてかれる焦りしかなかったかも知れない。
ここまでの余裕は持てなかったと思うし、
対応できず毎日パニック爆発のオンパレードだったろう。

この約20年間、周りの赤ちゃんや子供たちをみて
知らず知らず勉強させてもらっていたような気さえする。

結果、
この歳だからこそ、
赤ちゃんの色々に落ち着いて対応できたり
冷静に 子と向き合える気持ちの余裕が
知らず知らずのうちに培われていたことは
高齢出産の大メリットだった。

私の場合はのハナシ。
なので私は
高齢出産で良かった。
そんなことを見据えて、
この子は、このトキに、
産まれてきたんだとおもう。