北朝鮮と韓国の境目。
行ってまいりました。
しかも よりによってこの時期~!
挑戦者~~。笑



朝鮮戦争休戦時に定められた停戦ラインである軍事境界線(38度線)真上のエリア。
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北と南の現実を目で見れる非武装地帯DMZ(軍事境界線から南北2km)。
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個人では行く事が決して許されていない、軍事境界線に位置する板門店。
そして共同警備区域JSA。


分断の歴史を肌で感じれる場所でした。



・第3トンネル
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北朝鮮が韓国侵略目的で掘った3つ目のトンネル。(写真のトンネルは模型です)

ヘルメットを被り、実際にトンネルの内部を歩く事ができます。
トンネル内部にある爆破跡を見ると、北朝鮮が韓国に攻め入る目的で掘ったということがよくわかりました。

韓国側にトンネルを掘っている事が知られ、掘るのをあきらめて中断したその場所まで見ることができました。
縦横2mほどの穴をソウルまで来れるよう掘っていたかと思うと、なんか怖くて鳥肌ものでした。
 
トンネル内は寒いです。

上着が必要!





・都羅山(トラサン)駅

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韓国 最北端の鉄道駅。
線路は北朝鮮まで延びており、
南北統一がされれば北朝鮮の平壌(ピョンヤン)駅まで行く際の始発駅。

 
 
 
・都羅(トラ)展望台
 
展望台から見えた北朝鮮↓

 
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韓国側から見える部分、かつては「宣伝用」の建物として「ニセモノの町」として、人が見えませんでしたが、最近は実際に使用している建物もあるとかなんとか。
私は見えませんでしたが、一緒に参加した方が「人が畑仕事をしている姿が見えた」と仰っていました!
 
写真には写っていないのですが、
この右側には北朝鮮の国旗が高々と掲げられており、
境界線のこちら側には韓国の国旗が高々と掲げられている、という、
なんとも「同じ国なのに、近すぎるのに、分裂している、違う国」・・のようすがひしひしと伝わりました。
 




・臨津閣(イムジンガ)エリア

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統一を祈願して造られたそうです。


有名な歌、臨津江(イムジン河)。
川一本で北と南に別れる。
まさにこの場所です。



臨津江(イムジン河)を渡るこの橋↓
・自由の橋
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休戦協定後、捕虜の人々が この橋を渡って南に帰還する際に「自由万歳!」と叫びながら渡ったことから、この名称が付けられたそうです。




・蒸気機関車(実物)
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朝鮮戦争中に銃弾を受けた蒸気機関車が生々しく展示されています。

1020発の銃弾の跡がそのまま残っていました。




・板門店

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板門店の前には北朝鮮軍人が韓国側を見ながら立っているのが分かりますか。

 
 
 
・軍事停戦委員会本会議場

 
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軍事停戦委員会の会議が開かれてきた会議場。




会議場内で、北と南の境目に到達します。

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石の部分が北と南の境界線(約20cm)
右が北朝鮮、左が韓国です。


韓国側から見る北朝鮮↓
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会議場内では北朝鮮に入ることができ、そこで警備に立っている軍人さん
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軍人さんとの写真撮影が許されます。


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人形かのようにビクとも動かない軍人さん。
ここで警備している本物の軍人です。
もしここで騒いだり、
しちゃいけない事をしたら、
すぐに撃たれます。



とにかく張り詰めた緊張感のある、現実を知る場所です。



ここではもう、
北朝鮮に入ってしまってたのですね。(赤色の線を隔てて北朝鮮と韓国)
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お土産品を買って帰りました。



・北朝鮮のワイン
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・DMZグッズ、その地域の豆を使ったチョコレート
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今回の訪問を通して、
国の分断・休戦中 という現実を突きつけられる緊張感を見つめ直せ、

朝鮮戦争の歴史をより理解する事ができました。