映画『ベイブルース ~25歳と364日~』
公開前から楽しみにしていました。
ノンフィクション映画です。
関西で人気爆発だった、関西で断トツトップだった漫才コンビ『ベイブルース』。
ベイブルース河本さんの20年前の急死は、
吉本、芸人、ファン、世間に衝撃を与えました。
相方を突然亡くした ベイブルース高山さんが綴った 河本さんの生涯を書いた この原作小説は、
関係者や芸人仲間に衝撃と感動を与え、
今回 高山さん自身がメガホンを取り、映画化されました。
相方の死を、20年後の現在に改めて見つめながら撮られました。
当時の辛かったであろう記憶を 再び蘇らせながら、
撮影中、辛すぎて何度も涙を流しただろうなと思います。
河本さんの、相方への愛、漫才への愛、壮絶な25年の生涯をノンフィクションでの映画化です。
私は絶対 この映画を観てから韓国に戻ろうと決めていました。
で、絶対に泣くって分かっていたので、ポケットティッシュいっぱい持って映画館に行った。
周りのお客さん達も、始まる前からハンカチを準備してた。
もし、河本さんが死なずに生きてはったら‥‥、
あの時、ケンカばかりしていた相方に素直になれてたら‥、
これから!って時に、相方を突然 あの世へ奪われて、残された高山さんは たまらん気持ちだっただろう‥。
色んな事を思いました。
人は、いつ死ぬか分かりません。
この映画は、芸人さんだけじゃなく、全ての方、たくさんの方に観ていただきたいです。
近くにいる人へ想いを伝える大切さや、
近くにいる人が 突然いなくなる事が本当にあるんだという事や、
自分のやりたい事、言いたい事は、
本当に後悔せんように生きやなあかん。
人生は、自分が思ってる以上に短いわ。
そうじゃないと、
死ぬ事に全くの無縁のような人だった、元気で全力で、25年と364日を生きてた河本さんに怒られそうです。笑
「あほか!生きれてるんなら言わんかい!やらんかい!計画立てんかい!
生きてたら何でもできるんやぞ!」って言われそうです。
泣きすぎて、映画館から新宿駅まで、彼氏にフラれたあとのような顔して歩いてました。笑
その後の仕事も、涙で化粧が取れてグダグダでした。
凄い先輩なのに、
いつも優しくて 物腰柔らかで 真面目な ベイブルース高山さんが、私は大好きなんです。
良い映画をありがとうございます。
高山兄さん、まぢカッコイイです。
『ベイブルース ~25歳と364日~』
監督 高山トモヒロ