こんばんは。

日課の様に更新していたBlog、
一週間も空いてはいませんが私にしてみれば久しぶりの更新です。
(長文ですよ。笑)


2014年七夕の日に、住む場所を韓国へと移しました。

その日のFacebookでは たくさんの人達が記事をUPして下さり、
たくさんの人達がエールとメッセージを記載してくれました。


皆様からのメッセージを愛とするならば、
こんなにたくさんの人達から愛を真に受けたのは生まれて初めてだったような気がしてなりません。


私自身は何も変わっていませんが、
その日、
誰かが泣いてくれたこと、
誰かが見届けてくれたこと、
誰かが素直になってくれたこと、

私ではなく 周りの皆が変わってくれた様に見えました。


空港では 吉本の仲間に見送られ、
最後までツッコミと笑いに忙しく、
泣くヒマもなく搭乗した機内 離陸前。

なんらかのトラブルで「離陸しなかったらいいのに」と思いました。


全部 楽しみ切ったと 伝え切ったと 全てやり切ったと、そう思って 悔い無い思いを持って空港へ向かった。はずでした。

だけど離陸直前の 携帯の電源をOFFにしないといけないギリギリ直前まで、
とにかく繋がっていたいと、
とにかく しがみつく様に、
とにかく ある場所と ある安心に、
必死に すがる様な自分がいたのが
確かな素直なカッコ悪い自分の姿でした。
カッコ悪くてもいいやって。


この電源を切って飛び立ったら その瞬間に『終わる』んだな と。
色んな事を『終わらせる』ことが怖かった。
終わらせる強さも勇気もナイ事も自分で知ってた。だから。


滑走路から飛び立って暫く、
だんだんと小さく見えなくなっていく東京と日本の地形形態を、心と比例するように ずっと目を離す事が出来ずに見降ろしていました。

たった、ほんのたった2時間半のフライトの間に、
どれだけの涙を流したか分かりません。
拭っても拭っても流れてきました。


韓国は、距離的にも 街的にも 日本と1番近いです。

だけど、やはり外国です。
いろんな場面、いろんな事が「外国」です。



私の1番上の姉は 日頃から口数も少なく とても素直じゃない人です。
そんな1番上の姉が、Facebookに投稿してくれていた記事がありました。
言葉や説明は無くとも。

(15年も前ほどの 私たち4人兄妹の写真と共に。。( ̄▽ ̄))

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『 7/7、うちの末っ子恵理乃が韓国へ移住しました。

韓国語もまともに喋られへん。

辛い淋しい不安な事いっぱいいっぱいいっぱいあるやろな。
たくさんの人が恵理乃を思いメッセージをくれたけど、一人の人に想われたい、と空しさに耐えきられへんくて泣く日もあるやろな。

韓国に会いに行くわー!って簡単に社交辞令は言わんといたってくれ。
ほんまに待つから。
ずっと待ちやるからさ、あの子。
ほんまに会いに行ったってくれ。

強がり、寂しがり、頑張り屋、トラウマ抱えたガラスのハート、潔癖症の綺麗好きやけどガサツ、水飲みオバケ、家では裸族、声オッサン、声デカい、よう喋る、歌うまい、ハンバーグとコロッケ命、イタズラ好きでスティッチみたいな怪獣ですが、ホントは優しい子。
大事な大事な妹です。

『頑張れ』って言葉は私が言うのも言われるのも一番嫌いな言葉やから言いたくない。
次会った時に元気ならそれでいい。
帰る場所がちゃんとあるから心配せんと行ってこーい!! 』


イメージ 1



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私からは皆に言わなくても済んだ。

そうです。
たくさんの人が「遊びに行く」と言ってくれました。
去年の留学の際も同じく、たくさんの人が「絶対遊びに行く」と言ってくれました。

でも、実際「絶対遊びに行く!」と言った人で 来てくれた人は誰1人いなかった。


実際ホントに会いに来てくれた人は、
何も言わず ホントに来てくれた。
その数名は 私にとって凄く大事な人間になった。

たくさんの言葉ではなく、その1回の行動が どれだけ嬉しかったか。


そういう見方でしか 更に人を見れなくなりました。

バカみたいに真面目な このアホ性格故、
人を信用して喜び、事実を感じた結果の、感じる必要のない あの辛さが増すことは もう感じたくない。

悲しいかな、そういう風になってしまいます、
1人 外国にいると。
経験者にしか解らない、そうなってしまう それだけの「極度の孤独」に襲われる瞬間がホントにあります。


だけど、今回は 去年の様に負けないように。

日常 不動な思いで過ごして参ります。

日本に居る時の様な 心身共に余裕のある毎日では無くなりますので、
更新頻度は不安定になるかとは思いますが、
Blogを再開させて頂きます。


お時間ございましたら、
皆様 是非また覗きにいらして下さい。







ソウルから。
大山恵理乃