恒例の『行き当たりばっ旅』旅行記
「七福神めぐり」です。
(過去の旅行記は、昔の記事を遡って見てくださいな)
今回は、山梨の石和温泉。天気にも恵まれました
毎回恒例ですが、列車と宿だけとって、あとはノープラン。
どんな旅になるでしょうか?
では、ごゆるりとご覧下さい。
石和温泉駅に到着
駅前にある『足湯』。『手湯』もあった。
チェックイン前の宿で、荷物を預かってもらい、
七福神めぐりがあると聞いて、さっそく七福神めぐりをすることに。
パンフレット片手に探索に出発
地図見ても全くわからん・・・。勘と感覚だけで、てくてくてくてく歩き・・・・・・・・・・、
1.佛陀禅寺=福禄寿尊(幸福・奉禄・長寿の三徳を授けてくれる神)
そしてまた歩き、 次に
2.遠妙寺=大黒天(食物・財福を司る神)
と順調に参拝しましたが
次のお寺まで遠く、
川沿いを歩き、
一つ一つのお寺が凄く遠い事を途中から判ってきて、
寒くなってきたし、
七福神めぐるのやめようかと思った。。
でも諦めずに向かいまして、
でもお腹が空いて、
するよね~~~~~~買い食い~~~。やたら美味しく感じるよね~~~。
そして、到着。
3、恵法寺=毘沙門天(四天王の一尊)
恵法寺では、お寺のお母さんが 暖かいお茶とお菓子を出してくださったんです。
歩いた褒美でしょうか。
こういうのが、旅の嬉しさ、人の優しさを感じる瞬間です。
此処の恵法寺は、漫画にもなっているらしいです。
漫画通りに撮ってみました。
これは、『水琴屈(すいきんくつ)』といって、竹に耳をやると、此処の庭に流れる水の水滴が落ちる音がリアルに聞こえるんです。
その音はとにかく神秘的な綺麗な音色でした。
で、お母さんが「七福神めぐりは5時間は かかりますよ~」と。
・・・・・・・え、、そうなん・・・?
聞けば石和温泉の端から端までの あちこちに それぞれのお寺があるそうで、
益々 気が遠のきまして・・・・・・。
お母さんにお礼を言い、次に向けて出発。
何時間歩いたのか訳分からなくなってきまして、
訳のわからん畑に迷い込んでしまいましたがな。。。。
他にも、茄子・キャベツ・キウイや沢山の畑があって、なぜか、『ほたるの墓』で、セイタが妹セツコの為に こういう畑に忍び込み、野菜を盗むシーンを思い出して、切なくなってしまったわけで。。
畑にいたおばあちゃんに道を聞いて、次のお寺に着きました。
紅葉が綺麗でした。
次のお寺まで又迷い、地図を広げて道をさまよっていたら、
後ろから来た車に乗った地元のおじさんが
「何さがしとんのー?」と。
目的地を言うと、
「その地図見せてみー?」と。
「あそこに少し見えてるのがソレだよ」と教えてくれて、
「じゃあね~」と、ブーンと車で去って行きました。
ほんま、優しいですね~~~~。
で、着きました。
5、常在寺=布袋尊(広度量・円満人格・富貴繁栄を司る神)
お次は
6、常徳寺=恵比寿天(商業・農業・商売繁盛の神)
恵比寿天さんの前にある丸い輪を、「微笑みながらながらくぐると良い」そうで、
ならば微笑んでくぐろう・・・・・・・、
ふざけてるや~~~~ん。
桂三枝師匠みたいになってるや~~~ん。
ここまでで もう夕方になってしまい、昼から開始して3時間半も歩き、石和温泉の端から端まで充分歩いた。次のお寺まで、また1時間以上歩くと考えたら、外は真っ暗になってしまうので、この日は このまま宿へ・・・。
次の日 最後の七福神へ。
最後は、
7、大蔵経寺=寿老尊(長寿の神)
ここはビックリ。山全体がお寺なのです!
景色も綺麗。
此処で、お寺の住職さんが
「中にお入りなさい。良い景色は中の方から見れるよ。特別に入れてあげましょう」と言って、
お寺の中に入らせてくださいました。
お日様の光が差し込んで お寺の中の空気が更に浄化されている雰囲気。
住職さんが、お堂の窓を全部 開けてくださり、縁側を歩かせてくれました。
私たち以外 誰もいないのに、わざわざ。
すごく綺麗な景色が待っていました。
住職さんは「好きにお写真撮っていいからね。」って。
前の日に来てたら、こんな綺麗な景色は見れなかったでしょうから、
次の日に来て本当に良かった。
七福神めぐり最後のお寺にふさわしいお寺さんでした。
立派!!!!
何時間もかけて しんどい思いしても、諦めずに最後までやり遂げたら、やっぱり最高なモノと気分が待っていますね。
七福神 めぐって良かった。
たくさんの人や景色や発見の出会いがありました。
最後に・・・・・・・・・・・・・
大蔵経寺にある、親地蔵と子供地蔵。
かわいすぎてたまらんかった。
以上、七福神めぐりでした。