こんにちは。
何だか最近、生き方に悩み疲れ気味の華絵です。
そんな私は、お悩み解決すべく歓楽街の箱ヘルへ行ってきました。
デリヘルを呼ぼうかと思ったのですが、家に呼ぶのも一人でホテルに行くのもちょっと…なので、自宅から少し遠い歓楽街の箱ヘルへ。
知り合いに見られたら、移店の噂が出そうですからね。
ヘルスにレズレズしに行くわけではありません。
現役風俗嬢へ恋愛相談です。
同じ店の嬢には相談出来ないので。
適当に空いてそうなお店に入ると女性対応に慣れていないキャストになるが大丈夫か聞かれました。
全く体を触る気はないが、できれば恋愛経験豊富な嬢がいいと伝えるとすぐにご案内。
平日はどこも暇なんですね。
カーテンの前に立たされ、開けると目がクリッとした小柄な20代前半のキャストが。
困惑しながら、手を繋いでくれますが申し訳ないのでお断りしました。
部屋は簡易ベッド?と狭いシャワーのみ。
部屋に入ると
ご挨拶してくれたので、こちらも経緯を話しプレイはせずアドバイスや恋愛経験を教えてほしいと相談。
嬢は快諾してくれました。
現在、ソープで働いていて黒服と付き合っていること。仕事にプライドを持っていて、続けたい反面彼への申し訳なさを感じていること。風俗以外の仕事をしたことがなく、他の仕事をしてみたいと思っているが勇気がない、今まで自分を支えてくれたお客様も大切で辞めるなんて申し訳ない…など。
60分しか会わない人なので心置きなく全てを話しました。
嬢は、真剣に聞いてくれて
「私、お金あったらこんなところで働かないよ!性病になったら終わるし。
今別れたばっかで彼氏いないけど、彼氏できたら速攻辞めるよ。で、カラオケ屋で働いてお金足りなくなったり別れたりして結局出戻る。
お姉さんも彼氏大切にしてあげなよ。本当は、他の男とやってるなんて嫌に決まってるじゃん。そもそも、お姉さん彼氏とやった次の日とかオッサン来ると嫌にならないの?」
「まだ、彼としてないの。あまりゆっくり会えないしね。」
「だから、悩んでいられるんだよ!ヤったらその悩みは解決するよ。だってお姉さんが店にいる意味無くなるもん。しかも、お姉さんが大事に思ってるお客さんだったら、お客さんもお姉さんのこと大事に思ってくれて、卒業も喜んでくれるよ!」
「私が店にいる意味ってなんだろう?」
「お姉さん、お客様のためって言ってるけど自分のためなんだよ。
お姉さんは、客っていうより一人を愛して、愛し愛され、失うのが怖いんじゃない?だから、客とその場限りの愛を楽しんでいるんじゃないなかなって。」
咄嗟に頭をよぎったのは亡き父と祖母の笑顔でした。
突然この世を去った二人。
置いてかないでと、父の棺に向かってひとりぼっちで泣き叫んだ私。
フラッシュバックしてしまい
涙が止まりません。
「ごめんなさい。私言いすぎちゃった。友達にも、ズケズケ言い過ぎだって怒られるの!」
「違うの、ありがとうだよ。なんか今までプライドっていう蓋をしていたのが開いた感じ!!私、自分を殺してたの。開けてくれてありがとう。」
「あ、お姉さん、もし良かったらここ行ってみて。友達のお姉さんがやっているんだけど、お悩み相談のプロなの。私なんかよりちゃんと話し聞いてくれるから。」
「ありがとう!でも、あなたのおかげで気づいたことがたくさんあったの。感謝しかないよ。」
お友達のお姉さんの名刺をもらい、落ち着くと店を後にしました。
やっぱり見ず知らずの第三者に話しを聞いてもらうことは大切だと思いました。
彼女のお陰で自分の根底にあるものが何か見えてきた気がします。