パパ、紅子ちゃん、会いに来てくれたって。お城で会うだけなら良いでしょ?通してあげて。分かった。面会を許す。10分後。色黒な女の子鬼がやってくる。鬼妃様、ご機嫌うるわしゅう。紅子ちゃん、そんな堅苦しい挨拶は良いから、来てくれてありがとう。紅子ちゃんから貰ったステッキ部屋に大事に飾っているのよ。プリ○ュアもDVD観たわ。面白かった。鬼妃様、そのステッキのことで謝りたいことがございます。うち、本当はお金なくて、誕生日プレゼント、鬼妃様の似顔絵と、プリ○ュアのシールしか用意出来なかったんです。でも、おとんが、鬼妃様の誕生日プレゼントにそれはみすぼらしいからって、ステッキ用意して、それを代わりに誕生日プレゼントとして渡しなさいって。でも、鬼妃様がパパに毎日のようにその嘘の誕生日プレゼント大事にしているって聞いて心苦しくなって。鬼妃様、本当にごめんなさい。お年玉貰ったら、ちゃんとしたプレゼント用意するから、許してくれますか?えっ、あのステッキ、紅子ちゃんのプレゼントじゃないの?泣きそうになる鬼妃。ごめんなさい。もっとお金貯めていれば良かった。英里猫が鬼妃様、プレゼントは値段じゃないにゃ。紅子ちゃんの似顔絵も立派な心のこもったプレゼントにゃ。…。紅子ちゃん、その似顔絵持っている?はい。あります。サッ。ピラッ。似顔絵を観た鬼妃がこれが私?よく似ている。紅子ちゃん、絵上手なのね。鬼妃様の為に一生懸命描きました。私、この絵、部屋に飾るわ。ありがとう。紅子ちゃん。私、嬉しい。鬼妃様…。パパ、私、やっぱり幼稚園に行きたい。もう誕生日プレゼントもお年玉もいらないから幼稚園に行かせて。鬼妃。大王様、鬼妃様はうちがお守りしますから、幼稚園に通わせてあげて下さい。紅子。仕方ない。週に三回だけだぞ。パパありがとう。続く。