24歳の頃🦋
私は、ある有名店で、ナンバーワンとして、毎日、ウハウハ🦉する程、稼がせていただいていました。

もちろん、その頃は、おっぱいはBカップ。
(今はシリコンね♪)
顔は、至って普通。。。
何故かしら、良いお客様達に、巡り会えて、楽しくて出勤。(これが、1番大切なのかもね)

良く来てくれていた、当時40代の、お客様が居て、私は、その人には、心を開いてたんだよね。

とても、優しくて思い遣りのある人。
顔や、カツラ🦰(被ってた)
そうゆうので、モテないと言っていたし、わたしも、そうなんだろなぁって。
わたし、若かったからね。

その人が、もう会えなくなるんだと、突然話をしてきたんだよね。

これから、入院するんだ。って。

退院したら、また、来てくれるよね、と言ったんだけど、

無理だと思うって。

ほんと、若いって、たまに罪だわ。
何にも気がつかずに、
そっかぁ、でも、待ってるねって。

最後に、プレゼントだょって、
もらった箱の中📦には。

現金500万もの大金が入ってた。。。

これってヤバいんじゃないかな、
これって、どうすれば。。。

連絡先も知らず、
解る名前は偽名。
当時のお店は、顧客管理もなかったし、

家に持って帰った。

また来てくれたら、もう、外ででもいいから返そうって、1年待ったけど、
来てくれなかった。

工場で勤務しながら、一生懸命貯めたお金なんだろうな、そう思うと、使ってやろう、なんて気にはなれなかった。

しばらく経って、
同じ店の女の子と話す機会があって、、、
「1年前くらいに、そういえば、あなたのお客さんが、癌が進行してて、あなたに会えないから、何かプレゼントしたいんだけど、何がいいと思うって聞かれたから、現金に決まってるじゃんって言った事あるよ〜」
って。。。

それ聞いて、泣いた。
わんわん泣いた。

癌で、髪がなくて、カツラだった事。
食欲がなくて、痩せていて、添い寝して欲しいと言っていたこと。

わたしを悲しませたくないから、
癌の事を隠してくれていたこと。

きっと全財産をプレゼントしてくれたんだと思う。

そんな心優しい人を、神さまは、あっちの世界に連れていってしまうのかな、と思うとやりきれなかった。

それから、一時期、わたしは、風俗を辞めて、メイク💄の学校に通い始めた。
そして、某ブランドの化粧品売り場で、2年働いた。

風俗にも色んな出会いと別れがある。
🌠
大人になった今は、
人は容姿でもなく、
思い遣りのある人の方が好きだ。

安らかに、そして、天国で、まだ、風俗嬢をしてる私を、笑って見守っていてね。
まこっちゃん。
あなたの名前だけは忘れない。