初雪ですね!


治療中の皆さんもそうでない皆さんも体調を崩さないように温かくお過ごしくださいね



そして1週間ぶり肝臓エコーの日です

実にびくびくと鬱々とした1週間でした


がん患者、がんにいじめられ過ぎて辛い…

余命10年と言われたならきっと大喜びします

余命5年でもたぶん喜んじゃいます

それだと年金もらえないのに

それくらいがん患者って幸せに謙虚になっちゃってますよ… (T T)


雪の予報があり交通を案じてましたが

朝から検査で降雪は午後からだったのが幸いでした

最近の天気予報って昔より細密ですよね


病院に着いて早速採血

今回は一本だけらしいです

私の通院予約はだいたい午後なので午前中の病院の混みようにびっくりしました


そしてエコー待ち

痛みはないはず…怖くはない…

明鏡止水…

近所のお気に入りの湖の景色を思い出して心を落ち着かせます


その後検査室へ


「はーい息吸ってーもっと吸ってーもっともっと吸ってー…はいそこで息止めてーまだ止めてー」




…!


殺す気かぁっ!


なんかデジャブ

手術前のなんかの検査の時もこういうのあった気がする


初めての肝臓エコーはけっこう息の指示多くてしんどかったです

お年寄りでこんなに息吸い吐きするの大変なんじゃないでしょうか

私でもけっこう限界でしたよ


あとめっちゃぐりぐりされて痛い痛い

でもこれはがんがあるからよく見てるの?

がんがあるから押されると痛いの? (TдT)


最近読んだがんの漫画でちょうど肝臓エコーのシーンがあったのですが、エコーって肝臓にがんがあった痕跡や子宮筋腫があるとかも分かるらしい

けっこう分かるもんなんですね…


じっくり主に上腹部分を縦横無尽にぐりぐりされてやっと終わったと思ったら

「ダブルチェックしますね」と言われ

違う技師さんが現れて同じようにじっくりぐりぐり


ぐったりしながら

ついに主治医の診察


これこそ待ちながら明鏡止水を意識しなければ…


なんか、わーっと叫んで帰りたくなる

胃が痛くなり気持ち悪くなってくる

頭痛くなってくる

気分が悪い方はお声がけくださいと電光掲示板が流れるのを見ながら

私はまだいけるはず…たぶん…と信じて待つ



そして


「脂肪肝ですね」

「癌性のものではありません」



よ、良かったー…


どっと体の血流が流れるのを感じる



思わずそのまま良かったーと口にすると

先生が厳しく


「よくないです!」

「コレステロール値も高い!中性脂肪も高い!生活習慣病です!5キロ痩せてください」


とぷりぷり言います


あー

なんかツンデレっぽくて先生可愛い…

いやクーデレっていうのかな?


あと私がこの1週間で2.5キロ痩せたことを先生は知らない


「えっと絶対に癌性ではなかったんですね?」


「癌性ではありませんでした」


絶対はスルーする先生にもう一回言ってもらって安心…


てもさー

治療前は同じ体重でも肝臓数値上がったことないのでホルモン治療のせいで肝臓に脂肪つきやすくなったとおもうんですけどね


まあがんになることを思えば減量などお安い御用なので言い返しませんでしたが


あ、肝臓数値ですが


前回と比べると

AST184→113

ALT109→112

ASTが多少なり減ったのはいいとして

ALTが微増したのはなぜ?



というわけで

さらに4週間の休薬

コレステロールの薬を内科でもらいながら減量することを言い渡されました

それで肝臓数値がもどればレトロゾールから再開してその後エスワンタイホウを続けましょうと


んー

コレステロールの薬はちょっといやだけど

休薬また1ヶ月追加は嬉しいな

エスワンもいやではあるが再発とか転移が無かったのは役立ってるかもしれない

まあまた後で会いましょう


というわけで

お騒がせしましたが、脂肪肝でした

ご心配を寄せてくださった皆様本当にありがとうございました

とても癒されました😊


でも残りの人生できっと何度も死を突きつけられる恐怖を味わうことになるんでしょうね

がん発覚して1年も経たないうちにこれですから


これこそががんサバイバーの洗礼

サバイブ生活なんですね


とりあえず今日眺める雪を忘れません


いつもより暖かく感じる雪景色を見ながら泣きました

ありがとうございました