終わりました、2018ワールドカップ。

終わって1週間経つわけですが、なんだこの半端ないロス感。。。
今までだってそこそこ見てたし、今回だって全試合見てるわけでもなく(ハイライトメイン)
むしろ前回(産休中)の方が網羅率高かったはずなのに、今回今まで感じたこのないロスです。
これは自分の中で異常事態?!

いやもう原因はわかってまして、、完全なるクロアチアロス、というかモドリッチロス?!状態。
贔屓チームが決勝であんな負け方をしてしまい、けっこうなショックを受けたのでしたTT
これまでのワールドカップって、前回のドイツ然り、その前のスペイン然り、なんというかこちらが
そこまで肩入れしなくても、強いチームが勝つべくして勝った、さすが!という感じだったのに
今回のクロアチアったら、毎試合劇的すぎて、ここまで来たら何とかフランスにも勝ってほしい、、
こっちも必死で応援したら勝てるんじゃないか、、という気持ちにさせるチームでした。

そう思わせるのはやはりキャプテンモドリッチの存在が大きいですね。
私のような素人が試合を見てると、全然視界に入ってこない選手がいて、あれあんまり活躍してない?!
と思ったらちゃんと目立たないところで試合に貢献していた、、ということはよくあるのですが
モドリッチさんの場合は、素人が見ててもどこにいるかすぐにわかる!つまり試合のいろんな局面に
顔を出しまくり、献身的にボールを追いかける、、平均身長185cmくらいのクロアチアで一際華奢なのも
目立つ要因かもしれませんが。。(勝った後の喜び爆発でコアラのように他選手にくっつくところが可愛すぎ)
しかし一見細身なのに驚異的なスタミナ、、圧巻は準決勝イングランド戦の延長(かな?)で一回
パスミスでボール取られた後にダッシュで戻って取り返したシーン。
あれでクロアチア熱沸騰〜って感じでした。
んで、思い返すとアルゼンチン戦のゴールはこれぞサッカーって感じで(フェイントからのずどーん)
Cロナのフリーキックも、乾のゴールも完璧に素敵だったのですが、ベストゴールは個人的には↑です。

そんなこんなですっかり盛り上がってしまったので、決勝の結果はある程度折込済みとはいえ、やはり
ショックもでかかった、、というわけでした。
ここまで来たら、優勝して笑顔で終わって欲しかったなぁ。。。
MVPの時はにこりともしなかったモドリッチがチームで取った銀メダルには少しだけ笑顔を見せた という
記事を読んで、やはりフォアザチームなんだなと思いました。
なのでなおさら勝って終わってほしかった〜(もはや無限ループ)


笑顔といえば、3位ベルギーも控えめ笑顔ながら最後勝って終わって良かった!
もうあの速攻に痺れまくりです。そして最後は決めるべき人が決めるという。
そう考えると日本よく2−0に持っていったなぁ、、と思いますがやはり最後の力の差はまだまだ大きいな。。
酒井宏がベルギーは勝者のメンタリティを持っていると言ってましたが、すごく納得です。


しかしフランスはもちろん結果的に強かったのですが、ベルギーもクロアチアも負けてちょっとモヤモヤが
残るというか、、
負けても相手が強すぎてモヤモヤしない試合も多い(日本ベルギーとかまさに)のですが、フランスは
何やらモヤモヤ。
VARのせいとか、ちょっとシミュレーションじゃないのあなた!とかいろいろ言いたいことはありますが
要はいろんな意味で巧いチームが勝ち残る ということなんですかね。。


モヤモヤとぼやきを残したまま無事閉幕です。


さてこの後ですが、例によって真面目にサッカーみよう(Jも海外も)と毎度誓うわけですが、
やはり時間がないことには変わりないので、現実路線でハイライト的な番組をチェックしようかと思います。
あとはWOWOWでリーガやってるので、それを時々見るか。
CL見るならDAZNに入るのか?!など悩みも多いですが、とりあえず可能な範囲で。。
ワールドカップがあと2試合で終わってしまうなんて寂しすぎる。。

今回そこそこ真面目に見てますが、毎日見てると日本以外にもだんだんご贔屓のチームができます。

大体基準としては、フォアザチームで献身的な選手が多く、チーム全体も雰囲気が良いところ
という感じです。

今回は、ベルギーとクロアチア!
ベスト4の時点で、まぁ決勝はフランス―イングランドなんだろうけど、でもベルギーとクロアチア
何とか頑張ってほしい、、と思っておりました。

ベルギーは日本に勝ったのでこの勢いで、、ってのもありましたが、とてもいいチームですよね!
ネイマールチャレンジ擁するブラジルに勝ったのも感動的。。
(↑そんなことしなくても全然凄いのに、今回何だか残念すぎた)
ですがフランス強し、、というか試合巧者でした。残念。

一方のクロアチア。
皆さん本当によく走る。。最後まで諦めずに走る姿が素晴らしい。
モドリッチ始めチームの雰囲気も良さげですし。。

どう考えても満身創痍感半端ないのですが、ついに決勝まで来てしまった。。
こうなったら優勝!みてみたい!!

ピチピチな若い選手の多いイングランドやフランス(羨ましい。。)も見ててもちろん楽しいのですが
円熟した選手も多いベルギー&クロアチアもとっても魅力的。
決勝はフランスに悪い意味での若さが出るのでは、、とちょっと思っております。

ということで頑張れクロアチア~~
そしてベルギー3位決定戦頑張れ~~

+++

ワールドカップって、戦術のトレンドもわかったりしてとても勉強になるわけですが、
もう堅守速攻の時代 ということなんですかね。。 ←日本も目指せる! 
それとセットプレーからの凄い得点が多い。←日本の弱点!

あと毎度思いますが、GKに神が降臨しないと優勝に近づけない。。
川島がどうのこうの、というよりも神ってないと誰であっても絶対ダメな気もします。
(前提としてたゆまぬ努力とかは当然必要)

それで思い出しましたが、日本代表GKで神ってるといえば、やはり能活GKです!
2004年?のアジアカップの神セーブ連発は今も忘れられない。。

日本の未来のGKにも勝負どころで神が降りてきますように。。
出揃いましたね!

そしてそこに日本はおらず、、

手が届きそうな、でもやっぱり遠かったような。。。 夜中に起きた甲斐はありました、本当に。

例によって試合内容はいろんな人がいろいろな視点で述べているので、個人的な感想だけ。
とりあえず2-0になった時は一気に目が覚めました。
2点とも、何て美しく日本らしいゴール!!でした。
でもあれよあれよという間に2点返され、最後のカウンターは10秒くらいだけどスローモーションに感じました。。
ルカクがスルーした瞬間に終わったー、、、、でしたね。

でもなんかこう、結果とは別にイライラドロドロするような感じはなくて、なんでかな、、と思ったら
どうも審判が良かった気がする。。審判にストレス感じない試合だったような。
と思って調べたら(前半出だし見逃したため)、セネガルの人が主審だったのですね!
セネガルって監督だけじゃなくて審判までイケてるなんて!
シセ監督続投のようですし、ますますセネガル贔屓になりそうです。

試合の内容に話を戻すと、今回出場したメンバー、本当に素晴らしかった。。
(GKはやっぱり、、ですが)
ちゃんと熱いもの持ってました。闘志が見えないなんて言って本当にすみません。。
試合後に長谷部キャプテンが当たって砕けろ 的なこと言ってましたが、まさにW杯前に予想した当たって砕けろJAPAN
でここまでこれたことが凄いと思いますー。
私の本命フォーメーションは守備的なものでしたが、当たって砕けろでここまで来れたことは収穫です。
おそらくこの路線をキープすると思われるので、このままメンバー変わっても強くなっていってほしいなぁ。。

メンバー変わっても、、で言うと、キャプテンの代表引退は予想していたものの、寂しすぎるTT
「心を整える」、持ってますが、本当にキャプテンにふさわしい人だったと思います。(また読みたくなってきた)
麻也が号泣してましたが、ブログとか読んだことのある人なら、彼が本当に長谷部キャプテン大好きだったのは
わかっていると思うので、あの涙はもらい泣きした人多いと思いますTT
そして次は、麻也キャプテンいいのでは?!ロンドン五輪の時は当初おいおいと思ったけど
長谷部とは違う意味でキャプテン合っているように思います。

あ、将来は昌子キャプテンもいいかも♪(早く欧州あたりで揉まれよう!)

我らが酒井宏はキャプテンっていう感じではないかな。。(優しくて謙虚でいい子過ぎる気がします)
あぁ、でもこの大会のハイライトはしつこいですが彼の活躍です。
もうロンドン世代も次の大会ではベテランの域に入ってきてしまいますが、まだまだ第一線で頑張ってほしいです。
そしてリオ世代、、久保くんも、、カモンフル代表〜〜。

若者の話になりましたが、おっさんJAPANに話を戻すと、本田△。。
4年に一度、きちんと輝けるお人でした。
サブでも輝けることを知り、みんなのことが大好きになり、自分の思いを託す若者が見つけられて、、
彼にとって今まで一番の大会ではなかったかと。
(インタビューは相変わらず深くて泣ける)

正直この4年間は(もうちょっと前からかも)、代表戦でFK打てども打てども入らず、あの2006年の
無回転FKはもう2度と見れないのか、、と思っていただけど、ベルギー戦の最後のFKは、あの時を彷彿と
させるような、気持ちの篭ったFKだったように思います。最後にいいもの見た気がする。

なので、その後のCK(結果的にカウンターに繋がった)は問題のないチョイスだったと思いますし
ポーランド戦のように守りに入ったら入ったで批判され、じゃあどっちやねん!と突っ込みたくなってきます。。

多くの人が言っているように、あの守りはドーハの悲劇から学んだものであり、そしてベルギー戦のそれは
結果だけ見ると一見ドーハみたいだけど、次に進むために何が必要か、の道筋が見えたという意味では全然違うと感じました。

ドーハの悲劇の時は、まだサッカーのことよくわからない子供でしたが、興奮からの失望と、
ラジオで師岡アナ(だっけかな?)が声も出せないくらい落ち込んでいたのをよく覚えています。。

あの時の悲劇の意味が、ようやく今になってわかってきた ように思います。


いかなる状況でも批判しかできない人たちというのがいるようですが
「よくやった、感動したでは次に進めない」と苦言を呈する○○爺、確かにおっしゃるとおりですが
そんな風に煽ってるのはマスコミだけで、選手も、ファンも、誰も結果に満足していないし、これで良いとも
思っていないような。。

サッカー強国ではダメならボコボコに批判されるし、そういう風土がないといつまでも強くなれない
というのもまぁわかるんですが、どうもモヤモヤする。。

と思ったら、気持ちを代弁してくれるような記事を見つけました。

悔いなき敗戦の真実。ベルギー戦は世界での日本の現在地を知る名勝負だった


「感動をありがとうと言ってしまっては、未来はない」
「素晴らしいと言ってしまっては、成長はない」

 惜敗したときに、よく使われるフレーズだ。しかし、このベルギー戦は、素直に選手たちの健闘を讃えるべきだろう。顔をあげ、胸を張ってロシアをあとにしてほしい。
 足りなかったものと向き合うことも大事だが、何を見せることができたのか――そこにフォーカスすることも、新たな一歩を踏み出すうえで重要なことだ。

 
あとオシムさんのコメントより。

何が良くてどこを目指すのか。それをハッキリと意識して歩みを進める。



悪いところを見るのも当然大事だけど、良いところも突き詰めたっていいじゃないか、と思うのです。
批判するのは簡単。どこが良くて、それを今後どうするか、という前向きな話だって大いにすれば良いのになー。

あと批判する場合も選手たちへのリスペクトを。


ちなみにセル爺(あ、名前だしちゃった)のコメントで、4年じゃなくて長期スパンでってところは納得。
さぁサッカー協会これからどうする、ですね。(とりあえずトップは辞任した方が、、ごにょごにょ)


さて、これからまたベスト8の試合見て、そして次のW杯に向けての日本代表のスタート。
育児中でもしっかり応援せねば。。
このブログも、主に自分の思ったことを書き残すためのものなので、次のW杯の時に今を振り返ったら
楽しいなーと思います。
まだ心の整理つかないですが、つかないままに書くのも良いかと思い、、

まずは決勝T進めて良かった!レギュラー陣休めて良かった!  と前向きに。

ですが考えうる一番最低のパターンで進出ですかね。
ものすごーく気合い入れて応援に臨んだだけに、何とも消化不良で気持ちのやり場をどこに持っていっていけばいいのか、、状態です。
本当に今回のW杯は、3試合とも予想もつかない展開で。
でも、そもそも16強も危ういと思ってたので、それと比べたら本当によく頑張ってます。

しかし期待の武藤くんは思ったより機能せず、、もう明らかに緊張してましたよね。目がちょっとピヨピヨ。
武藤くんというよりも、DF〜FWの間で絶妙な距離感やバランスを、柴崎長谷部香川原口乾大迫 が取っていたということですかね。
つまり、彼らは戻さないと次は絶対にダメということがよくわかりました。。
やはり急に23人誰が出ても強いぜーー というわけではなかった。。当たり前か。。。

それがわかったことも収穫とし、ベルギー戦はベストメンバーで死ぬ気でやってくれることを期待します。
これでベルギーにボコられたら、また叩かれるんだろうな、、なんか複雑。
今回のマスコミのアップダウン祭りが凄すぎるので、自分はブレずにいようと思います。



あのパス回しの時間帯、ほんのちょっとだけセネガル点入れろーと思ってしまった。。
シセ監督も選手も必死だったし、試合後のコメントも含めてセネガルいいチーム。シセ監督かっこよすぎ。
(途中からボンバー中澤にしか見えなくなった。。)

酒井宏の活躍&高評価が今の心の支えです。。


試合と全然関係ないですが、昨日の試合の解説、、まさかの師匠登場!しかもモトさんとコンビだなんて♪
この時点では日本に負ける要素なかったんですが笑
一生懸命解説してましたね。最後は何ともコメントしにくそうでしたが。。みんな消化不良ですな。

そして次がベルギー戦だなんて、何やら運命を感じます。。
勝てるかな、、、勝ってほしいなぁ。

セネガル戦、リアルタイムで見れました。(コロンビア戦は子供達寝かしつけ後に追っかけ再生してたので、人より1時間ほど遅れて歓喜してました)
寝かしつけと共に23:30くらいまで寝て、、と思ったのですが、ドキドキしてなかなか寝れず、試合後は当然頭が冴えてなかなか寝付けず。。
結果寝不足です。

にしても、普通に面白い試合だった!
押しつ押されつ、双方気持ちの入った試合でした。
大迫のつま先が2002年W杯ベルギー戦の師匠並に届いていれば、今年の流行語大賞は大迫半端ないでほぼ決定だったのですが
たらればを言っていてもキリがないので、勝ち点を取れたことを前向きに捉えて、次で確実に決めてほしいと思います。

なんて話をできるとは、W杯前は想像つかなかったなぁ。。
選手の精神状態も良さそうですし、これで次もいい感じだったら、前の監督とは何か合わなかったということになるんだろうか。。
しかし、それでこの4年間のいろいろがチャラになるわけではないので、そこは忘れないようにしないと。

試合内容に話を戻すと、、GK以外みんな良かった気が。
城氏の言うとおり、このタイミングでGK変えた方が良かったのでは?!?!もう本当に心臓に悪くて見てられない。。
3戦目で初登場って相当なプレッシャーなので、西野さんはおそらく川島と心中する気だと思いますが、やっぱり中村くん見たい〜〜〜
本当は、前も書きましたが本戦より前から若者をじっくり育てて、場数を踏ませていれば良かったのにぃと思います。
ここでいきなり若手の成長のため、、なんて言い出すと、どこかの女性司会者(司会者なのか?!)のように叩かれる可能性ありますが
中村くんなら、4年後のためではなく、今この瞬間にもやってくれると信じております。
ここで例え負けたとしても、川島出しとけば良かったって、多分誰も言わない気がする。

あとは3人目の交代は武藤が良い。。武藤も見たい〜〜〜
原口が3戦目後半になって原口元気ない状態であれば、そこを変えて武藤でも良いと思われます。

他のメンバーに関してはもうそのままで。
DF陣も踏ん張ってるし(酒井宏が本当に良い。。見てて涙が出そうです)、柴崎・長谷部もバランス良いし。

そしてそして、本田△。。。。
スタメンからは外して良いと思っていましたが、こんなにサブで活きるとは。
今回のW杯にあたって、過去ブログ読み返してたのですが、けっこう2010年から本田ネタ多め。。有言実行なところ、好きだったんだなぁ。
(ユニフォーム持ってるくらいだし)
そんなことを思いながらセネガル戦試合前の国歌斉唱見てたら、ベンチ前ですごく覚悟決めた感じの表情で歌っていて、、
これは本日も期待できるかも!!と思っておりました。(試合後に書いても信憑性ないですが、ほんとです;;)

試合後のインタビューを読みましたが、なかなか興味深いこと話してますね。
「サブに対してこれほど前向きに考えられたことはない」ふむ、、それで試合前のあの表情だったのかなと納得。
親善試合や予選ではそうは思ってなかった、、ということなので、なんというか代表戦であればどの試合でもスタメンもベンチも
全身全霊で戦うことができれば、W杯に向けた準備はもっとスムーズに行くのではと思ってしまいます。
それを阻害しているのがよくわからない親善試合などであれば、やはりサッカー協会は真面目にいろいろ考えてほしい。。。。。。

他にも結果だけ見るんじゃなくてみたいな苦言も呈していますが、まぁそれは半分は正しくて、普段からJや海外の試合も目を向けて
応援しなくては、、と毎回思うことを改めてリマインドされた感じです。
マスコミが踊らされるのはある意味仕方ないので、ブレないためにも普段のチェック力が大事だなーと。(ブレるのはボールだけで十分)

とはいえW杯は結果が全てなので、まずはあと1戦、プロフェッショナル魂で全員頑張って〜〜〜〜