ハワイやら奈良やらでバタバタしており、全くブログ更新できず。。
その間にも世の中は進んでおります。

旅行記の前に、前々回の日記で書いたBlue Noteの話を少々。。

CottonClubのライブが中止になってしまったので、同日にBlue Noteで行われる
「ヘレン・メリル featuring 佐藤允彦トリオ with special guest 山本邦山」(長い。。)
のライブに招待されました。
全く予備知識もなく行ったのですが、これが実に素敵なライブでして。

ヘレン・メリル:1930年7月21日生まれ(82歳)。アメリカ合衆国の女性ジャズ歌手。その歌声は、しばしば「ニューヨークのため息」と評される。

山本邦山:1937年10月6日生まれ(75歳)。滋賀県大津市出身の尺八演奏家、作曲家。元東京芸術大学教授、人間国宝。

この経歴を見ただけで、レア感満載です。
これまでの最高齢はバディ・ガイの75歳(当時)でしたが、、それを超えるご高齢。2人合わせて157歳!
ヘレン・メリルさんは八代亜紀さんとも最近共演していたり、きっと日本でも知る人ぞ知る。。という感じだと思われます。
そして、生で人間国宝を見るのも尺八の演奏を聴くのも、当然初。

お客さんも落ち着いたシニアの感じの方々が多かったです。
席も好きなところが選べたので、サイドから鑑賞しました。

佐藤允彦トリオの素敵な演奏から始まり、人間国宝登場!
75歳とは思えない、姿勢の良いダンディ(かつちょっとお茶目)なおじさまという雰囲気。。
尺八の演奏をこれまでちゃんと聴いたことがなかったのですが、とても素敵な音色でした。
何というか、日本人魂をゆさぶる音です。これはとっても驚きの発見でした!
そしてジャズとも調和しててすばらしい。
日本伝統の楽器を新しい演奏や他のジャンルとコラボするのも良いなーと改めて思いました。

その後いよいよ大御所ヘレンさんの登場。
お付きの人に手を引かれてステージに上がり、3曲ほど熱唱してくれました。
さすがにご高齢なのでそんなに長々とは歌いませんでしたが、NYのため息 と言われる歌声は健在で
これまたとても素敵でした。(特に低音域)


というわけで、とても貴重なステージでした!
自主的にチケットを取ることはありえないジャンルだったので、見に行けてラッキーでした。


次のライブ予定は恐らくRichie Kotzenバンドになりそう♪♪