一番ちゃんと見てるドラマの風林火山ですが、お約束で原作も読んでみました。
井上靖著「風林火山」です。

読み始めは、何でこれが大河ドラマの原作になったんだろうな。。という感じでした。
山本勘助ってドラマでもそうですが、とにかくイケてない設定なのですね。
見た目もぱっとせず(原作では背もちっこい)、性格もイマイチで好かれてる
わけでもなく、おまけに最初からお年寄り。。

ところがどっこい(古っ)、読めば読むほど魅力的になっていくのですねー。
晴信(信玄)と由布姫のためだけに戦い、生きる姿に引き込まれていくわけです。
そんな楽しい人生じゃなさそうなのに、明確な目的があると生き生きして
見えるのってすごいことだと思いました。
由布姫との関係も素敵ですねー。大河ドラマの姫は、なかなか原作の雰囲気を
出していると思います。
原作の中で一番好きなシーンは、物語の終盤に信玄・由布姫・勘助の3人だけで
話をするところで、3人の今まで築いてきた人間関係がすごく良く出ていて、
勘助はこの瞬間が一番幸せだったのでは。。
それだけに、その後姫が死んでしまうところは余計にぐっときました。

さて、ドラマでも先週姫が死んでしまったわけですが(ToT)、
なんと肝心の一番好きなシーンを見逃しました(ToT)(ToT)(ToT)

日曜日に見れなかったので、土曜日13時からの再放送を見ようと思っていたのですが、、

起きたら13:30でした。。。。ちーん(-人-)

個人的にはもうちょっと終盤(11月終わりくらい?)かなと予想していたので
思ったより早かったですね。

総集編まで待つか。。