ゴールデンカムイスタンプラリー2022-23 第四弾3 | Dombyra-dee-dee〜中央アジアの無駄話とスケートとたまに旅行記〜

Dombyra-dee-dee〜中央アジアの無駄話とスケートとたまに旅行記〜

中央アジアと日本を行き来しているくだらない日常とフィギュアスケートと旅行記など。カザフスタンの話とデニス・テン君の話が多いです。
コロナ禍以降はもっぱら国内旅行の話。最近は自分でも滑るのでその合宿関連多め。

前日に引き続き酔っ払って寝落ちたようだ。しかも今回はスマホゲームをやってる途中だった形跡がある(函館来てまで何をやってるんだ…)


せっかく温泉のあるホテルに泊まってるので最終日くらい朝風呂しようと、目覚ましは7時にかけていた。ゆっくりお風呂に浸かったものの、旅の間は毎日リュック背負って歩き回ってるから疲労回復がぜんぜん追いついてない感じはする。そろそろ休むためだけの旅というのを考えるべきなのか


9時から朝ごはんをいただき、11時のチェックアウトぎりぎりまで荷造りをした。スーツケースをホテルに預けて、最終日の散策をスタート。前日につけてた耳当てが痛かったのでスーツケースにしまって代わりにニット帽を持ってきたのだが、風が強くて飛ばされそうになってしまう。脱ぐと寒いし耳当てを持ってこなかったことを後悔。でも地元の人の会話を聞いていると今日は暖かいらしい。実際、耳が冷えたとはいえ苫小牧も函館も思ったほどの寒さではなかった。十数年前のインカレで帯広に行った時のマイナス20度に比べると十分に想定内という感じ。





前日と同じく路面電車で五稜郭へ向かう。今回は昼の部ということで公園内の散策と箱館奉行所の見学をする。本来なら昼〜夕方にかけて公園とタワーをセットで行けば効率が良かったのだが、お天気の関係で分けることになった。この日の予報が雪だったので、天気の良いうちにベイサイドに行っておきたかったのだ。


五稜郭公園前の電停で降りて、明るい時間のタワーを見上げながら歩く。タワーの1階ロビーをお土産を見ながら抜けて公園の入り口へ。




五稜郭は歴史的にも箱館戦争の舞台になったところだが、金カム的にも最後の決戦の舞台であり、公園内とその中心にある奉行所が土方のARスポットになっている。橋を渡って星形の郭内に入っていくが、金カムにもこの橋の描写がある(らしい。後半まだ1回しか読んでないから覚えてない)。


公園に入るころには雪がけっこう舞っていた。晴れてるうちにベイサイド、って思ってたけど公園散策も雪降っちゃうとしんどいな。




五稜郭公園自体は10年前にも来た。その時も思ったけど星型に突き出した角の上に積まれる土塁が登ってみると結構怖くて、手すりもないので間違って落ちる人いないんだろうかと心配になる。雪に埋もれるとますます土塁の境界線がわからない。




そしてタワーから見た五稜郭は大きく見えるが土塁の積まれた5角の内部に入ってしまうと意外と小さく、すぐに中心の箱館奉行所に着いてしまう。この箱館奉行所は10年前に来た時には時間がなくて中には入らなかったんだよな。




奉行所は箱館戦争後に取り壊されたので、現在あるものは復元したもの。なるべく当時の素材、方法を使った復元課程についての展示などがされていたが、復元されたのって当時の建物の一部だけで本当はもっと大きな建物だったのねフルバージョンで見てみたかった気もする。




世界の五稜郭の紹介も面白かった。これ見ると行きたくなっちゃうな。




奉行所の後、金カムにも出てきた「箱館戦争当時からある建物」兵糧庫を見て(冬季は休憩所のみ解放してて見学エリアは封鎖してるみたい)、郭内を半周して裏側の橋から出た。




ここから出ると回転寿司の函太郎が近いのでお昼休憩。函太郎はこれから行く予定のところの近くにもあり当初はそっちに行くつもりだったが、バスの本数が限られるのでここで食べて時間を潰すのがちょうど良さそうだったので。




回転寿司、小腹が空いた時にちょっとだけごはんものを食べたい時とかに都内でも1100円のチェーンとかわりと行くんだけど、さすがに質が全然違うよねえ。美味しい。そしてタッチパネルで人と関わらず注文できるというのが楽。




あまり長居できないのでパパッと食べて、最寄りの中央図書館前のバス停へ移動。ここに来て初の路線バス。市電とバスの2日間1700円のフリーパスを買っていたのだが、元を取ることができた。



松葉町のバス停で交差する通り沿いにある久保田写真館側の松葉町バス停に移動。五稜郭から乗ってきたバスが4分ほど遅れてきたのでちょっと心配だったが乗り換えもうまく行き、初めて津軽海峡側の海沿いへ。




次の目的地は土方・啄木浪漫館。石川啄木も金カムに出てきたし、とコースに入れてみたのだが、ここも冬季休業だったーー!!!だから事前に調べろと




しかもこの辺りは観光の中心地からも離れてるので時間を潰す場所もない。約1時間後のバスで帰るつもりだったが正直浪漫館も小さそうなのでそれすら持たないかもと思っていたのにどうすんだと寒々しい津軽海峡を見ていたが、運良くその1本前のバスがすぐに来るっぽい。というわけで、フリーパスの元を取っただけみたいな状態で函館駅前に戻ってきたのだった。


このまま歩いて旅の最後の目的地へ行く。それは函館駅から歩いて500mほどの所にある、土方歳三最期の地。総合福祉センターに隣接する公園内にある。




土方歳三は五稜郭から弁天台場の救出に向かう途中、この一本木関門の辺りで被弾して絶命したと言われている。享年35歳。新選組のほとんどが自分より若い時に亡くなってるんだよなあ。戊辰戦争も、ここ数年毎年跡地を訪れてる西南戦争も若い命が失われて、彼らは歴史の敗者ではあるけど彼らが日本の未来のために戦ったことが今の自分たちの生活にどこかで繋がってるのだと思う。


駅周辺に戻ると16:00過ぎ。17:20発のバスで空港に向かうつもりだったので、浪漫館に行けなかった分空いた時間をオシャレカフェに充てようかなと思っていたけど、市電でベイエリアに行くには中途半端な時間になってしまった。スマホも瀕死なので充電できる所を探そうと駅前の「誠」の提灯があるビルに入ってみたがめぼしいものはなく、その後函館駅構内にタリーズがあったので行ってみるとコンセントがあったので最後はそこで休憩。17:00少し前に店を出てホテルに荷物を取りに行き、駅前のバスターミナルに向かった。今回はインカレと続いてたから致し方なしで持ってきたけど、やはり雪中のスーツケースはキツい。



函館空港でお土産を買って(土方関連の土産を買うなら五稜郭だったなと軽く後悔)、少し遅れて飛び立った飛行機で東京に戻ってきた。これにてスタンプラリー第四弾は終了だけど、函館は色々課題を残してしまったので再訪必須だな。で、その時期にまたスタンプラリーやってたら他の地域も計画立てて行っちゃうんだろう