夏のカザフ旅7〜1日だけヌル・スルタン〜 | Dombyra-dee-dee〜中央アジアの無駄話とスケートとたまに旅行記〜

Dombyra-dee-dee〜中央アジアの無駄話とスケートとたまに旅行記〜

中央アジアと日本を行き来しているくだらない日常とフィギュアスケートと旅行記など。カザフスタンの話とデニス・テン君の話が多いです。
コロナ禍以降はもっぱら国内旅行の話。最近は自分でも滑るのでその合宿関連多め。

せっかく直行便のできた東京ーヌル・スルタン、単なるアルマティへの乗り継ぎで使うのは勿体ないし当日の国内線が遅れるのが不安だったので帰国日より1日早くアルマティから戻ってきた。

といっても、カリナの家に泊まって夕方も別の友達の家に行くだけなので、今回は市内観光は無し。



カリナはカザフ人だけど脂っこい食べ物が好きではなく、なので彼女の作るご飯はとても日本人の口に合う。



翌日にサビーナと娘さん2人、サビーナの息子のアイトゥアール君も来るので皆の好物をせっせと作っていた。身重なのに忙しく動き回る彼女を手伝いたいけど「あなたはお客様なんだから!」と手を出させてくれない。しかし私がもてなす側になる日はなかなか来なそうなので、サプリ運ぶくらいしか恩返しできず申し訳ないなあ。

カリナは今でもデニスに起こったことが信じられず、演技も見れないし声も聞けない、SNSで流れてくると消してしまうと言っていた。カザフ人切り替え早い人多いイメージだけど、そういうタイプもいるんだな。

15時以降はもう一人の友達のお宅にお邪魔する。万博同僚のMさん、と言っても五島のMさんじゃなくて別の方。彼女もカザフ人と結婚してヌル・スルタンに住んでいる。事前に家の場所を聞いたらカリナ家の向かい側(と言っても道が広いので徒歩10分くらいかかる)で、昨年のデニスショーの時に一度挨拶してるので一緒に連れて行っていいか聞き、OKとのことだったのでカリナと2人で遊びに行った。

ちなみに在現地もアルマティも人々はみな「アスタナ」と呼んでいて、誰もヌル・スルタンとは言ってない。これまで会った中でヌル・スルタンて言ってたのカザフスタン大使館関係者だけだな。



Mさんはお子さんが3人いて、一番上の女の子がコンクールで優勝するほどのドンブラの名手。夏の間日本と親戚のいるアメリカで過ごしていたので「忘れちゃった」と言って渋っていたが、素晴らしい演奏を披露してくれた。



出掛けていた旦那さんが帰ってきたということでカリナは一足先に自宅へ帰り、私が空港に向かう時間になるとMさんの旦那さんが車で送ってくれた。新しく出来た郊外の道を通ったので、首都とは思えない景色が広がる。いつもの道でないので万博の球すら見なかった。

空港でロスバゲ仲間(どんな言い方だ)のお兄さん2人と再会し、出国審査を済ませた後一緒にお茶した。「また来ると思うので、2万テンゲ残ってるけど敢えて両替しませんw」だって。そんなにカザフ気に入ってくれて嬉しいなぁ。



成田への直行便には空手らしきジュニアチームが乗っていたのもあり、機内は8割方埋まっていた。日本人も結構いた。こんなにカザフに日本人来てたのか、いや、トランジットか。トランジットだとどこに乗り継げるんだろう。


寝てると起こされて機内食が配られる。



8時間で早いなぁ。もうちょっと寝かしてくれ、というタイミングで成田に着いた。行きに撮れなかったサンデーエアライン機、こう見るとだいぶボロいな…。しかし直行便ができたお陰でかなり楽に行けるようになりました。今後もなんとか続けて欲しい。