半年 | Dombyra-dee-dee〜中央アジアの無駄話とスケートとたまに旅行記〜

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中央アジアと日本を行き来しているくだらない日常とフィギュアスケートと旅行記など。カザフスタンの話とデニス・テン君の話が多いです。
コロナ禍以降はもっぱら国内旅行の話。最近は自分でも滑るのでその合宿関連多め。



半年が経った。


先日、判決が出た。多くの疑問を残したまま。始まるまでは長かったのに、始まったらあまりにも早かった。


計画殺人なのか、偶発的な悲劇なのか、私には判断がつかない。報道での情報しか知らないから。双方にまだ公表されてない情報はあるのかもしれないけど、それはわからない。でも記事を読んで、私もたくさんの疑問点が生まれた。その疑問は解決されないまま、遺族からの再審査要求も棄却され、判決が出た。


実行犯は禁錮18年、主犯を疑われた女は4年(懲役と訳していましたが、私が懲役と禁錮の違いをわかっていませんでした。申し訳ありません)。デニスの失われた人生を思えばあまりにも短い。計画的犯行だとすればあまりにも短い。


一方で、彼らが認めた容疑の範疇から考えれば長いとも思う。特に女にとっては。供述の通りだとすれば4年は彼女にとって長過ぎるだろうし、もし依頼殺人の司令塔だったとしたら、実行犯2人はともかく彼女は自分の関与を絶対に疑われないようにしたかっただろうしその前提で依頼を受けたろうから、この判決は不本意なはずだ。個人的には、この女が今後何かしらのアクションを起こすのではと思っている。


この事件はまだ終わらない。


たぶん私自身が終わらせたくないんだと思う。


様々な疑問を残したまま判決が出たとき、事件直後、葬儀のときと同じように辛かった。まだ実感もわかないうちに大々的に葬儀が行われたあの時。今回も、自分の中で何も納得がいっていないのにあっという間に裁判が終わった。こちらが何も受け入れられないまま、デニスのことを強制的に過去のものにされていくような、そんな感覚だった。


ご遺族は依頼殺人としての再立件を要求している。どうかこれまでに出ている疑問点をクリアにして欲しい。私自身も真実が知りたい。


デニスの関係者でもなく、カザフスタン国民でもない私に出来ることは限られている。私に出来る最大のことは、忘れないこと、それだけかもしれない。それでも、思いを少しでも伝えられれば。どうかご遺族の要求が受け入れられることを願っている。


そして、ご遺族の身の安全、心身の健康を願う。事件が計画的犯行だとしたら、真実を解き明かそうとする彼らも危険に晒される。動機がわからない以上、彼らも狙われる可能性も否めない。またもし今ご遺族が疑っている相手が無実だった場合、名誉毀損で訴えられるリスクも背負っている。そしてそれ以前に、事件以降精神的にも肉体的にも本当に疲弊しているはずだから。


どうか周囲の人たちがご遺族をケアしてくださり、自身の身も守ってくださいますよう。そして、天にいるデニスが彼の大切な人をいつでも見守ってくれるよう。