アクタウに来ています | Dombyra-dee-dee〜中央アジアの無駄話とスケートとたまに旅行記〜

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中央アジアと日本を行き来しているくだらない日常とフィギュアスケートと旅行記など。カザフスタンの話とデニス・テン君の話が多いです。
コロナ禍以降はもっぱら国内旅行の話。最近は自分でも滑るのでその合宿関連多め。

万博が閉幕した途端にアスタナは冬になりました。最低気温がマイナスです。


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そんなアスタナを離れて、カザフスタンの西の果て、カスピ海沿岸の街アクタウにやってきました。飛行機から見下ろす、人生初のカスピ海。

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空港から街までは公共の交通機関がなく、タクシーでの移動となります。相場は2000テンゲと聞いていたのですが、特にボラれることもありませんでした。

今回はトゥズバイル塩湖に行くのが目的。アクタウの宿と翌日のツアーを旅行会社にお願いしていました。宿2泊とツアー、合わせて1人200ドル。今回は2人で来ていますが、人数増えるともっと安くなります。

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到着日はホテルに荷物置いて徒歩10分ほどのビーチへ。アクタウといえばスケート的にはロシアのエレーナ・イリニフの出身地ですが、ロシア人が多いです。旅行会社の人も、ホテルのフロントも、ビーチにいる人もほとんどロシア人。


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氷点下のアスタナから一変してアクタウは気温30度。同じ国とは思えない。水は冷たいですが、陽が当たってるところは暖かいのでそこから入ると体が慣れて泳げます。


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アクタウで試してみたかったのが魚のベシュバルマック。数少ないカザフのオリジナル料理(キルギス説もあり)であるベシュバルマック、普通は麺の上に茹でた馬肉を乗せるのですが、カスピ海沿岸では馬肉の代わりに魚を使うものがあると聞いていたのです。

旅行会社の方に魚のベシュバルマックが食べれるレストランを訊いたところ、ホテルに交渉してくれてメニューにはないけど作って貰えることに。馬だと出来立ては美味しいけどさっさと食べないと油でベトベトになるのですが、魚は時間が経ってもさっぱりしてて美味しかったです。ベシュバルマックは具を茹でた時のだし汁のスープがセットで出てくるのですが、これもつけ麺食べたくなるレベルに日本人向けな味でした。

麺が多かったので食べきれなかったのが申し訳ないですが、作ってくれたホテルのシェフ、交渉してくれた旅行会社の方に感謝です。