こんにちは。

 

今日はいつもと違う時間の更新です。

 

今回から何回かに分けて減塩のポイントをいくつかご紹介します。

 

〈お弁当編〉

 ①漬物は残す

 ②つけソースつけ醤油はかける前にまず味見をする

  味が薄い時は、かけずに蓋などにソースや醤油を出してつけて食べる。

  めんどくさい人はかける量を調節(全部かけない)ようにするのもオススメ!

 

 この2つをするだけでも約1gくらい減塩することができます。

 

 ③丼物はご飯と具が分かれている物を出来るだけ購入し、分けて食べる

  ご飯に汁を染み込むのを防ぎます。残った汁は飲まない!

 

〈惣菜編〉

 ①買ってきた物に具材を足す

 ②何日かに分けて食べる

 

 ①の原理は以前紹介した「素」の時とほとんど同じです。

 

 コンビニや惣菜系はこんな感じでしょうか?

 これ以外にもおそらくたくさんやり方があると思います。

 自分にあった方法を見つけてみてください。

 また、最近は栄養成分表示がされているものも多くあります。

 購入する時の参考にしてみるのも1つの方法です。

おはようございます。

 

前回は栄養計算なんてできないについて軽くお話ししましたが、今回は好きなものが食べれないについてお話ししたいと思います。

 

好きなものが食べれない。

 

これだけ聞くと嫌なイメージしか持たないと思います。

でもこう言い換えて下さい。

 

好きなものが好きなだけ食べられない。

違う言い方をすれば、

好きなものでも頻度と量に気を付ければ食べれる。

 

そう!要するに「量」と「回数」の問題です。

例えば、漬物が大好きだけど血圧が上がるから食べられない。

でも、前より少ない量にして回数も減らせば、食べる事ができる。

 

ただ、ネックなのは自分の意思です。

意思が弱い人は大概負けてたくさん食べてしまいます。

また、食べ始めたら止められないという人もいます。

 

なので、別の言い方をするとこうも言えます

 

好きなものだけど量を減らして食べるくらいなら食べない方がよい。

 

こう言った理由で食べない選択をする人も中にはいます。

 

量を減らしても食べたいかきっぱり諦めるか。

おおよそはこの2択に絞られます。

自分に合った選択をして頂けたらと思います。

あなたならどちらを選びますか?

おはようこざいます。

 

今日は私が栄養士の立場からお願いしたい事をお話しさせて頂きたいと思います。

 

「栄養指導」と聞くと

話を聞いたっていちいちエネルギーがうんぬんとか計算なんて無理

好きなものが食べられない

食事が制限されるとストレスがたまる

などなど

 

悪いイメージの方が強いのではないでしょうか?

 

確かに食事ごとに栄養計算を毎日するなんて不可能。

正直、私もできません。

もちろん患者自身に話をする時も毎日栄養計算してくださいなんて事は言いません。

栄養指導でお話しするのは、基本的には食事の選び方が主になってきます。

例えば、エネルギーを減らす方法のお話をする場合、料理の選び方で簡単ではありますが低カロリーな献立を考えることはできます。

 

例えば、ご飯大盛りに唐揚げ、ポテトサラダと言った組み合わせ。

言わなくてもカロリーが高そうであることが見受けられると思います。

エネルギーを減らそうと思うと以下の3つが挙げられると思います。

 

①ご飯を普通盛りもしくは小盛りにする

②唐揚げをチキンソテーなどの焼き物か蒸し物にする

③ポテトサラダを野菜サラダにする

 

①〜③を全てすればカロリーはそこそこ抑えられます。

できそうであれば全て実行していただくに越した事はありませんが、難しい部分も多いです。

そこで注目するのは、

自分の中で絶対にここだけは譲れないポイントを1つだけ決めること。

例えば、唐揚げだけは絶対に食べたい場合は、①か③あるいは両方を組み入れる。

そうすれば、ある程度カロリーを低くする事はできます。

また、それだけでも食事に対するストレスは少し軽減できるのではないでしょうか?

 

と言った具合に食事は長い付き合いになります。

もちろんきっちりかっちりして頂く事は決して悪いことではありません。

ただ、自分のストレスになってしまい、心がボロボロになってしまっては意味がありません。

自分の心もある程度豊かで楽しく食事ができることが1番重要です。

食事療法が苦痛にならないで欲しいと思います。

おはようございます。

 

今日も減塩のお話をしようと思います。

 

タイトルにもある通り最近では、麻婆豆腐の素や八宝菜の素など

必要な具材を揃えれば簡単にできるいろいろな素がたくさんあります。

忙しい方の強い味方である一方、番人受けするために味が濃い事が減塩を頑張りたい方に使って良いか分からず、悩ましく思っている方も多いのではないでしょうか?

 

減塩しているからといって「素」を使ってはダメ!という事はありません。

使い方によっては、通常より塩分を減らす事ができます。

 

その方法は「具材を分量の倍入れる。」です。

 

例えば、素のパッケージに1袋何人前か書いてあり、必要な材料の分量の記載があると思います。

パッケージに1袋2人前と書いてあれば、4人前の分量の具材を入れて料理する。

盛り付けるときは、通常通り1人前(ここでは1/4量)にすれば、塩分を通常の1/2に減らす事ができます。

 

残ってしまうものは、冷蔵庫に保存して次の日のおかずにしたり、お弁当に入れてもよいいのではないでしょうか?

 

こういった具合に、上手に使えば〇〇の素でも塩分を減らす事ができます。

ものによっては入れる素の方を減らす方法もありますが、原理はほぼ同じです。

具材を増やすか調味料を減らすかの違いだけになりますので、やりやすい方に合わせてみて頂けたらと思います。

 

 

おはようございます。

 

今回は栄養士っぽい事をお話ししようかなと思います。

 

「血圧が高いので減塩をして下さい」と言われた人は多いと思う。

 

日本人の食事摂取基準2020によると

男性の18〜64歳で7.5g、65〜74歳で8gより少なく、75歳以上で7.5g

女性の18〜49歳で6.5g、50〜75歳以上で7gより少なく

これらか目標値となっている。

 

さらに、ここに心血管疾患や慢性腎臓病(CKD)などの要因が加わるとさらに厳しくなり6g未満となる。

 

減塩となると美味しくないと言うイメージがかなり強く、長続きしないのが現状にある。

減塩の工夫については今後のお話しにとっておく事にするが、

よくある失敗例としては、減塩の工夫を全部一気にやってしまうこと。

 

基本的に減塩が必要な人はもともと味の濃いものが好きだったり、漬物が好きだったりすることが多い。そういう濃い味に慣れてしまっている人がいきなり薄くしてしまうと長続きしない。

減塩を上手にするのはもちろん工夫を駆使する事も大切だが、

1番大切なのは、ゆっくりじっくり徐々に減らして行くこと。

まずは、これに重きをおく事をオススメしたい。

 

例えば、食事には毎食梅干しを2個食べる習慣をまずは1個だけに減らす。

それができたら今度は食べる個数は変えずに昼食と夕食だけにする。

それができたら、夕食だけにする。

と行った具合に少しずつない事に体を慣れさせるのも1つの方法になる。

 

減塩はマラソンと同じで長時間をかけてゆっくり取り組んでもらえたらと思う。