人は愛について歌う
人は愛について語る




愛は水のようなもの
渇いた喉を潤して
何度でも歌おうとする





愛は海のようなもの
流れてく流れてく
何処までも流れてく
触れても触れても掴めない






愛は雨のようなもの
大地にぽつりと降り注ぐ
晴れ間に虹が掛かれば
いつの間にか姿を消す





気づけばまた愛が足りない




大地にザーザーと降り注ぎ
どこまでも降り注ぎ
地球は愛で満たされる





けれど気づけばまた愛が足りない





人々は傘を持ち愛を拒む
色とりどりの傘の上で踊る愛
丸いステージを駆け回り





流れてく流れてく






愛は霧のようなもの
探しても何処にも
姿などみえない
けれど探してしまうでしょう?






愛は雪のようなもの
白い素肌を光らせては
深々と降り積もる
柔らかく冷たいそれに触れたら
一瞬で消えてしまった







愛は水のようなもの
何処までも何処までも
流れてゆく







気づけば
こんなに近くに
溢れている愛