2017年公開の映画です
このご時世、いかがなものかと思いつつ、hullで今まで吹き替えのみだったのが
字幕も配信されていたので、ついつい見てしまいました。
あらすじ
別居中の妻がいるプサンへ、幼い娘スアンを送り届けることになったファンドマネージャーのソグ
(コン・ユ)。夜明け前のソウル駅からプサン行きの特急列車KTX101号に乗り込むが、
発車直前に感染者を狂暴化させるウイルスに侵された女性も乗ってくる。
そして乗務員が彼女にかみつかれ、瞬く間に車内はパニック状態に。
異変に気づいたソグは、サンファ(マ・ドンソク)とその妻ソンギョン(チョン・ユミ)らと共に
車両の後方へ避難する。やがて彼らは、車内のテレビで韓国政府が国家非常事態宣言を
発令したことを知り……。
コン・ユが血まみれになりました。さすが手を抜かない韓国映画。夥しいゾンビの数です。
美しい田園風景を進む列車の中では主要メンバーとされる人達が一人、二人と襲われ
ゾンビになって行きます。
戦いに勝った非感染者達は唯一襲撃を免れた人達がいる車両に逃げ込もうとするのですが、
「感染者だ!入れるな」と拒まれます。
そんなエゴむき出しの世界と大切な人を守り抜こうとして犠牲になる人達との違いがくっきり。
甘くないストーリーです。
さて結末はいかに?ハラハラしながら最終局面を迎えます。不覚にもそこで涙。
スアン役の(子役) キム・スアンの演技に泣けました。
で?この先は?と思ったらエンドロール。この終わり方もまた潔かった。
見応えのある映画でした。