午前中は夫を送り出し、午後からオペラのマチネー(昼公演)へ。
&LOVEで揃えた、ピンクの3点セットでオペラ観賞コーデ♪
お洋服は綺麗色ペーズリーワンピ、バッグはデイジーチェーンバッグ。ピンクのパンプスは、おめかし用に取っておいたんですヨ♪
観に行ったオペラは、ヴェルディ生誕200年祭をしめくくる、ファイナル=大トリの位置付け。渋谷のNHKホールにて
ローマ歌劇場の、ナブッコを観てきました。チケット料金がスゴイ!
S席、A席、B席ときて、さらにお安いC席が私の買ったチケット。それでも3万3千円!(S席は5万4千円!)
お値段の理由は、指揮者にあり。ヴェルディのスペシャリストこと、リッカルド・ムーティー指揮とくれば納得というところでしょうか。
去年の春から、椿姫・リゴレット・そして今日のナブッコを観たヴェルディ生誕記念イヤー。例えば母と行った夕鶴など他のオペラも観ましたから、こんなに集中してオペラを観たことは無い1年間でした。
母が音楽家ゆえ、私は比較的幼い頃からオペラに連れて行かれた方だと思いますが、元からオペラが好きだった訳ではないんです。
というのは、ドンジョバンニだったかフィガロの結婚だったかに連れて行かれた時のこと。ドンジョバンニの主人公ドンファンは稀代のプレイボーイだし、フィガロの父親は息子の花嫁に手を出そうと舌舐めずり。
まだ中学生ぐらいだった私は、そんな「あけすけ」なお色気の場面を親と一緒に観るのがひどく恥かしく、また悲劇の場面でも「好きな人が来ないぐらいで自害するなんて!?」と理解に苦しんだものでした。
そりゃ、そうです。身を焦がす恋なんてまだ知らない年齢でしたから!
しかし20代・30代とそういう実体験も少しずつ重ねるうちに、登場人物たちの心情も理解できるようになり(ピンク色のペーズリーワンピは、胸の第一ボタンをビーズでリメイク♪)
仕事で急に呼び出されることなく、3時間を超える上演を楽しむことができる年齢と立場になったわけです。まさに、オペラ世代だなぁ♪
そんな意味でも、ヴェルディ・イヤーは本当に楽しい1年間でした!
そうそう、今日のようにS席5万円超えのオペラに行ったのは私の中では数少ない経験ですが、女性客の観劇ファッションに一つの傾向が表れるように思います。
5万円超えのオペラを観に来る女性は、和服率が高いんですよね~