真面目でクラシカルな雰囲気のコーデ。マリアーニの上下です。トップスは往年の名作ですが、Мサイズになった最近購入。
クラシック(古典)の世界に浸りに行ってまいります~
出かけた場所は、ある講演会場。
元・上司で今や親友となっている知人の講演会。定年退職後はシェイクスピア研究をライフワークとし、著書出版するまでに。
ここ数年、シェイクスピア劇がブームとも言われていますね。(代表例としては、昨年の「ヘンリー六世」のロングラン公演など)
今日の講演テーマは、シェイクスピア劇に見る「女たち」。当時の時代背景をひもときながら、ヒロインたちの心理・心境を解説。
ヘンリー六世といえば、ジャンヌダルクはフランスでは「聖女」、
イギリス側からは「魔女」扱いされた女性。
有名な作品の名場面を、時にはソネット(韻を踏む14行詩)を読み上げながら…とても興味深い講演でした。会社の上司だった頃より、話もレジュメ(資料)もウマくなった気がするし~!
中でも印象的だったのが、ハムレットの一場面。復讐のため狂気を装う王子ハムレットが、美しい元・恋人にこう言います。
おまえは尼寺に行け。
美しく貞淑なままでいて欲しい想いと、「尼寺=娼婦宿のスラング」のダブルミーニング。その美貌で男とよろしくやればいいさ、という…自らの母親への哀しくも痛烈な皮肉を込めた深いセリフ。
シェイクスピアなんて長くて堅苦しくて…と、食わず嫌いだった私も引き込まれました。韻を踏むソネットやダブルミーニングこそ、私の好きなダジャレや「騙し絵」の原点なのかもしれないと。
真面目でクラシカルなマリアーニのトップスにも二面性が。豹柄バングルなど、ちょっと「はすっぱ」な小物にチェンジしたら…
夜のお酒の席にもぴったりなのです。スパンコール付きスカートとチェーンベルトで、先日はプチ飲み会に着て行きましたよ♪
真面目な聖女か、夜の小悪魔か。どちらがお好き?
To be?Or not to be?それが問題だ。
結論を出さないところが、シェイクスピア流ということで。