2021年3月の記事です
春は自律神経が乱れやすいといわれます。
自律神経は、汗をかいて体温の調節をしたり、血圧の調整、胃腸を動かしたり、心臓や呼吸を速くしたりゆっくりにしたり、身体のバランスを常時保っています。
緊張時、活動時のときは交感神経、お休みモード、リラックス時に優位になるのが副交感神経です。
それらは脳の視床下部が司令を出してバランスが保たれています。視床下部はホルモンの分泌など内分泌系の働きにも関わっています。
過労など身体の疲れや心理的ストレスにより、脳が疲れるとめまいや動悸、胃痛・吐き気、不眠や、気持ちの不安定感となって現れます。
春はどうして乱れやすいのかというと、ひとつは寒かったり暑かったりと気温差が大きく、調整にストレスがかかるのと、もうひとつは年度の変わり目などで忙しかったり、変化が大きかったりして、心理的にも落ち着かない状態になりやすいからといわれています。
生活リズムを整え、身体の緊張を緩め、呼吸を整えて、ほどよい運動で筋肉をほぐし血流をよくすることで、ストレスによる不調をゆるめ、整えやすくなります。この季節は、特に自分の身体と心をケアする時間を大切にしていきたいですね
