今日の陰ヨガが終わったとき、頭が休まってよかった〜と皆さんが言ってくださいました。
ポーズをして、呼吸の穏やかなリズムや、身体が伸びている感覚、手が触れている感覚に寄り添うと、働き続けていた頭が休まり、感覚の方に意識が向きます。
痛いとか、そのような感覚と無理やり戦おうとせずに、ちょうどいい位置に調整しながら身体に寄り添う時間は、焦りや何かと戦い続けること、何かをし続けることから自分を解放し、今ここに「在る」というくつろぎで満たされます。
また、陰ヨガはポーズの間、目を閉じててもいいので、目の筋肉も休まります。
目を動かす筋肉は6つあって、
・内側に動かす筋肉
・外側に動かす筋肉
・下を向きつつ内側に向きさらに外側に回す筋肉
・下を向きつつ外側に向けさらに内側に回す筋肉
・上を向きつつ内側に向けさらに内側に回す筋肉
・上を向きつつ外側に向けさらに外側に回す筋肉があります。
単純に上を向くだけでも、上を向くときは、上を向くだけでなく、内側に向けさらに内側に回す働きもしてしまうので、上を向いてさらに外側に向け、外側に回す筋肉も同時に働いて、余計な動きを打ち消し合っています。
無意識のうちにとっても働き者です。自分と人とを比べてしまうときも、目に力が入ると言われています。そんな緊張も不安も解放していくと、さらにリラックスできてゆったりできたなぁ、という感じが残るので、陰ヨガもそんな意味でもおすすめです。
