2017年11月の記事です
今週はどこか幼稚園の発表会をやっているらしく、大ホール前は子どもたちでいっぱい!列になって先生に着いてかわいい子どもたちが入っていったり出てきたり。手には鍵盤ハーモニカを抱えています。
そんな子どもたちが、通りながら気になってしかたないもの。展示室前の銅像です。必ずみんな立ち止まって、あー!といいながら友達ときゃあきゃあ言いながら指さして見ていく…外で裸で立ってるんだもんね、そうだよね、気になるよねー

大人はそんなに見向きもしないのに、子どもはよくいろいろ見ているようです。
以前の職場のせんせいもたまたま通りかかって来てくれたり、今度お世話になる社会福祉協議会の方々も見に来てくださいました。ありがとうございます。通りがかりに、結構いらっしゃるのが年配の男性の方です。ありがたいです。
といっても受付は基本暇なので、月曜から本を1冊読み切ってしまいました。
海老名図書館のTSUTAYAで特集されて平積みになっていた、植本一子(うえもといちこ)さんの本です。
最初に読んだのは「家族最後の一日」で、すごくなんか、自分に似ているような気がして、母親との関係も飾らずに思ったまま書いてあって、それが自分の場合とすごく似ていて、ちょっと救われるような気がしました。わたしも地元に2日もいれば我慢できなくなって、つらいな〜。がっかりの連続、あきらめ、通じない感じ。県内に入っただけで、地元だけのデパートやお店の名前見ただけでいやだ。感謝の気持ちももちろん本当に本当にあるのだけれど。
昔の人だから、考え方も目玉がぎょっとなるくらい古いし、人の気持ちよりも世間体や、決まりごとを優先するし、子は親の言うことに無条件で従わなければいけない、と思ってるので、納得できる理由を欲しがる私は、「言うこときかない娘」「きかない娘(反抗的な娘)」ということになっている。赤ちゃんがなかなかできなかった友達に、「赤ちゃんまだなの?」と聞いたり(悪気はない)、社会や人に対する偏見や、差別語も、「今こんなこというと大問題だよ!」とわたしは言うのだけど、そういったことも心の奥で許せない。たくさんの出費をしてやっと帰っても、いる間じゅう、愚痴を聞かされてどっと疲れる。何しに帰ったんだっけ…
地元に関わりたくないから、おばあちゃんからの遺産の土地も弟に全部ゆずった。そのときの地元の裁判所も、国際電話だというのにグダグダ何分も待たせて、ヘラヘラ話すし、田舎の無知に耐えられない。
メインのテーマはまた別なので、ただ祈るように読む。
次に読む本は同じ作者の「かなわない」。今はただただ惹きつけられています。
