2016年11月の記事です
初雪が降り、街のイルミネーションが点灯し、冬の気配がだんだん色濃くなってきましたね。

冬は、葉が落ちて、雪の下で土が栄養を蓄える季節。夏の陽の季節と逆に、日の光の勢いも弱まり、夜の時間が長くなって、スローダウン、内側に向かう陰のエネルギーに包まれます。
この季節は、気持ちを静めて、心を落ち着けて、内なる声を聞き、養い、魂を成長させるのにぴったりな時期です。瞑想したり、日記をつけたり、詩を書いてみたり、ゆっくりと本を読んでみたり、自分の心に潤いを与えるアクティビティをするといいかもしれませんね!
◯Traditional Chinese Medicine (中医学) では、冬は、Water Element (水の気)と、Kidney/Bladder energy (腎/膀胱)に関係するといわれています。
・腎は、赤ちゃんのときお腹のなかにいるときに、親からもらった気を蓄えておく場所といわれ、身体の気が足りない部分に気を送る、気のパワーハウスです。
・強いストレスや、働きすぎ、疲れすぎは腎を疲れさせてしまいます。クマが穴の中で冬眠して英気を養うように、冬はゆっくり休んで、リラックスする時間を持っていきましょう。
・腎の気と関係のあるのは、耳で、気が弱まると、耳鳴り、聞こえにくさ、耳の炎症が起こりやすくなるといわれています。
・また骨とも関係していて、こちらも、骨粗鬆症や、歯のトラブル、成長に関わることにつながります。
・ソルティなもの、ビターな味のものをとるといいといわれています。
・恐れの感情とつながっていて、気のバランスが崩れると、過剰な恐れや、不安、パニックになりやすくなります。
ゆっくりゆっくり、身体も心も休めて、疲れを取り除いていきたいですね!冬は内側に向かうプラクティスにもぴったりです。瞑想や陰ヨガでじっくり自分を見つめなおし、心に栄養を与えていきたいですね!