2016年5月の記事です


土曜に、武術を研究されている、井上欣也さんのヨガに参加させていただきました。

欣也さんは、海老名市文化会館や、伊勢原のほうでヨガを指導されている、ということで、わたしも文化会館をよく利用させてもらっているので、たまたま鍵の受け渡しで前後して、あれ?ヨガですか?あ、同じですね!みたいな感じで知り合いました(笑)

ヨガは「沖ヨガ」というヨガだということで、初めて体験させていただいたのですが、身体を使うことに関しての知恵、こうすると、可動域が広がる、とかひとつひとつ実感していく作業が本当に面白くて、子どもみたいな気持ちで楽しんでしまいました。

空気感も居心地がよかったので、水曜もあるということで、また昨日おじゃまさせていただきました。

昨日は武術で使う、杖(じょう)という長い棒を使った動きを教えていただきました。

巴(ともえ)という動きで、持つ手をするっとすべらせて、背中のほうに棒を回して、前に持ってくる…(言葉でうまく説明できないけど) 

武術は、棒をぎゅっと握って、えいっ、やーというイメージですが、そうではなく、棒は握らず、手をすべらせる、そして身体は力を込めるのではなく、抜く。そうすると、棒を後ろに回すときに、肩甲骨や背中が開いて動きがスムーズになるそう。

わたしの理解が遅すぎなのに、にこにこしてつきあってくださり、武術=厳しい というイメージがなく、リラックスしながら楽しんでしまいました。

真正面からぶつかり合っていき、押されたらいやな気持ちになったり、怒りがわいたりするという気持ちの持ち方ではなく、相手の力を利用したり、隙を見せない効率のよい身体の使い方をしていくから、知らないうちにふっとかわされたり持っていかれたりして、触れられてもいやな気持ちにはならず、お互いハッピーなのだそう(もっと素敵な言葉で表現さてていたのですが、わたしの頭で幼稚な言葉に変換されちゃってます)。

ほかにも、武術やヨガ、身体に関することなど、いろいろ対話を通して共有したりできました。クラスはライブであること、参加者の空気感で毎回柔軟に変わっていき、同じクラスはない、様々な方の持ち寄った空気感から生まれる何かを大事にする、あ、そうそう!ほんとそう思う!など考え方の共通点などもあり、話しているうちにあっという間に時間が過ぎました。

ぜひご興味のある方はこちらをご覧になってください。

「旅する身体」

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